石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

夏型多肉に癒される

毎日暑いです。

本日の最高気温は、最寄りのアメダスの記録によると38.3℃

明日、明後日はさらに気温が上がる予報で、もう勘弁してくださいって感じです。

日々の多肉の見回りは、愛でるというよりも生存確認で、あまり楽しくありません。

調子の悪そうな株は室内に避難させたり、日照不足気味の物は外に出したりと、こまめに入れ替える事で辛うじて被害ゼロを保っています。

とはいえ、この暑さが続くようだと枯れてしまう株が出るのも時間の問題です。

早く秋になってほしいです。

 

夏になると大体の多肉は成長が止まり、変化が無くなります。

それも見回りが楽しくない理由の1つになっているのですが、何事にも例外はあるもので、この時期でも成長を続けている多肉がいます。

エケベリアのラウイです。

ラウイはエケベリアには珍しい夏型タイプのようで、じわじわと大きくなっています。

粉も増して、白さにも磨きがかかってきました。

ラウイの成長を見るのは、今の時期の数少ない癒しですね。

まとめ植えしていた小さい株も、鉢が窮屈になるくらい大きくなりました。

ラウイは水を良く吸うので、夏でも適時水やりをしています。

夏型とはいえ、水やりタイミングを間違えれば当然腐るので、天気予報とにらめっこしながら気温が低い日を狙って、夕方に少量の水やりをしています。

 

アドロミスクスのhemisphaericus HB2226です。

松虫のフィールドナンバー付き品種です。

これもまだ成長しています。

アドロミスクスは春秋型とされる事が多いですが、夏型寄りの品種なのかもしれません。

 

ユーフォルビア、姫キリンです。

ユーフォルビアは夏型なので、この暑さでも安心して見ていられます。

この株、たった1つの株から群生しています。

子株・孫株・ひ孫株と出て、総勢200余り。

今季玄孫(やしゃご)株に期待しています。

 

去年の春に蒔いたプセウドリトス・ミギウルティヌスです。

ガガイモ科も夏型が多く、これも例に漏れず暑くなってから成長が旺盛になりました。

エース株は表面がボコボコし始めて、一人前の顔になってきました。

苔生した岩のようです。

プセウド(偽物)リトス(石)という名前通り、石好きにはたまらない品種ですね。