石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

グリーンネックレスに発生したアザミウマの種類を特定

斑入りグリーンネックレスに発生したアザミウマ。

アザミウマには沢山の種類があり、殺虫剤の効き目にも差異があるそうです。

種類を特定しようと思いましたが、前回の写真だけでは特定には至らず、新たに捕獲することにしました。

 

ところが、前回の二匹を駆除してから、アザミウマの姿が見えません。

食痕の数から判断するに、二匹だけということはないはずです。

オルトランが効いたのでしょうか。

 

二日間姿を見なかったので安心したのも束の間、今度は銀月の上をウロウロしているのを見つけました。

銀月はフェルトのような毛で全身を覆っているので吸汁できないようでした。

鉄壁の防御です。

加えて、全身真っ白ですから小さな虫でも目立ち、すぐに退治できます。

 

さっそく生け捕りにして、種類を特定すべく観察してみました。

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体長は1.0mm。

全身が淡黄色、羽は透明で縁に黒い線が入っています。

腹部上面に細い縞模様があり、やや暗い色をしています。

上記の特徴から、おそらく、クロゲハナアザミウマではないかと思われます。

 

クロゲハナアザミウマについて調べてみると、キクへの被害が多いようです。

グリーンネックレスはキク科ですから、狙われてもおかしくありません。

4月~6月に大発生するようなので、今の時期に発見できたのは幸いです。

 

クロゲハナアザミウマに対してはオルトランも効くようなので、オルトラン+目視による監視の強化で対応してみようと思います。

 

「黄色と青色に誘引されるのでトラップも有効」との記事もあったので、試しに両面テープを使ってトラップを作ってみました。

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成果はゼロ。まぁ、適当に作ったので期待はしてませんでしたが・・・