石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

アメシストとルノーディーン

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エケベリア属のルノーディーンと、紫の宝石アメシストの組み合わせです。

 

石を規則的に配置すると、人工物感が出てしまうのでいつもは避けるのですが、今回はあえて規則的に配置して、ストーンサークルのような演出をしてみました。

 

ルノーディーンは上品な色合いの美しいエケベリアです。

エケベリアは単独でも存在感があり、上から見てこその多肉植物だと思うので、立体感を楽しむ石との相性が悪いです。

私は、真っ先に石との組み合わせを考えてしまうので、エケベリアにはあまり魅力を感じませんでした。

しかし、ルノーディーンを初めて園芸店で見た時、その翡翠のような上品な美しさから目が離せなくなりました。

ルノーディーンといえば高級多肉の代名詞と記憶していたので、お高いのだろうなぁと値札を見ると、拍子抜けするほど安かったので連れ帰ってきてしまいました。

希少価値とか、〇〇苗とかには一切興味がないので、美しい植物が安く出回ってくれるのは純粋にうれしいです。

 

石は栃木産のアメシストです。

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アメシストは透き通るような紫色で、黄緑色とは補色関係にあるので、植物との相性は抜群です。

 

鉢はダイソーで売っていた陶器の食器です。

天然石でアレンジする時は、植物が主役、石が脇役、鉢は舞台だと思っています。

主役を輝かせる為にも、鉢はシンプルなものが好ましいです。