石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

黒曜石と竜鱗

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硬葉系ハオルチアの竜鱗と、縞模様の入った黒曜石の組み合わせです。

モノトーンのシックな雰囲気を狙ってみました。

 

竜鱗は大きな透明な窓と、ゴツゴツした葉質が魅力のハオルチアです。

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上面には網目状の模様があり、かっこよさに磨きをかけています。

 

側面に、低い角度からの光が当たると、窓の中が緑色に輝き、網目模様も浮き上がって非常に美しいです。

うちの環境だと西日が直撃するとこの葉色を楽しめます。

今日はあいにくの曇り空なので、懐中電灯で再現してみました。

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縞模様の黒曜石を使う構想は、昨年から温めていました。

この石に合う多肉植物は、フォーカリアか、チタノプシスか、カッコイイ系ハオルチアだと思っていました。

それぞれ実物を見る機会に恵まれ、悩んだ結果、カッコイイ系ハオルチアの竜鱗を選びました。

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石は長野産の黒曜石です。

黒曜石には、白い斑点や縞模様の入っているものがあります。

溶岩が固まる過程で模様が入るようですが、詳しい生成過程は分っていないようです。

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模様のある石は、配置によって表情がまるで違ってくるので、扱いが難しかったです。

 

鉢は幾何学的な黒い鉢を使いたかったので、乙女心を植えていた鉢を奪ってきました。

この鉢は、100円ショップのセリアで買ったもので、サイズもデザインも気に入っています。

土を入れても歪まない頑丈さもいいです。

残念ながら今では取り扱っていないようです。

 

ちなみに、住処を奪われた乙女心には、より広い物件を与えて円満解決となりました。

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