軟葉系ハオルチアの葉挿しの経過報告です。
葉挿しの記事はこちら↓
多肉植物の葉挿しは乾かすのが定石のようですが、本当にそうなのか確かめてみたく、乾かすパターンと湿らせたパターン等、4つのパターンで検証しています。
①吸水後、乾燥した場所に放置
②吸水後、湿った場所に放置
③乾燥した場所に放置
④一週間乾燥させた後、湿った場所に放置
およそ一ヶ月が経過した現在の様子です。
各パターンでの成功率を比較するにあたり、余りに小さい葉と、明らかにもぐのを失敗している葉は対象外としています。
①吸水後、乾燥した場所に放置
根も葉も出ていません。
まだふっくらと水分を含んでいて、葉の状態は良いです。
葉の付け根に膨らみ(カルス?)が形成されていて、期待が持てます。
②吸水後、湿った場所に放置
根も葉も出ていません。
葉がまだ緑色をしていて、ふっくらしており、状態は良いです。
1つに黒カビが発生してしまい、傷んだ部分を切り取りました。
葉の付け根にカルスが見られますが、まだ小さいです。
③乾燥した場所に放置
3つ中、2つに緑色の芽が出てきました。
芽が出たのは、葉挿しから32日後と34日後です。
残りの1つも大きなカルスが形成されています。
葉は赤くなり、乾燥が進んでいます。
④一週間乾燥させた後、湿った場所に放置
芽も根も出ていません。
葉は赤くなり、やや乾燥が進んでいます。
大きなカルスが形成されています。
途中経過まとめ
ただ転がしておいた葉の成績が良いです。
吸水させたものは、葉の状態は良いのですが、葉挿しの進行が遅いです。
ある程度乾燥して危機感をもたないと芽を出さないのかもしれません。
番外
1cmの枯れかけたトゥルンカータの救助計画の経過です。
前回の記事はこちら↓
手厚く看護するも、力及ばず、茶色くなって萎れてしまいました。
しかし・・・まだ終わりません。
ルーペでよく見てみると・・・
極小ですが、緑色の新芽になりそうな部分が見つかりました。
救助というよりは根挿しというもののような気もしますが・・・
あきらめずに、もう少しがんばってみます。