縦方向に育ってしまった硬葉系ハオルチアの「松の雪」です。
元気そうではあるので、ひたすら上を目指してもらうのもアリかと思っていましたが、石とのバランスが悪くなる一方なので、胴切りする事にしました。
十二の巻の派生種は縦には伸びることは稀なようで、胴切りしたという話はあまり聞きません。
検索しても見つからなかったので、軟葉系のやり方に準じて、胴切りしてみました。
まずはテグスを準備。
海釣り用の2号ナイロン道糸をアルコール消毒しました。
テグスを切りたい位置で一回りさせます。
ここで問題が発生。
松の雪の白いポツポツが引っかかって、糸が葉の付け根に滑り込みません・・・
こんな時は・・・「セリアの歯垢落とし」の出番です。
葉を傷つけないよう注意しながら、引っかかりを外していきます。
無事に引っかかりを外して、一周させることができました。
歯垢落としは、植え付け位置の調整や枯葉除去など、色々な場面で使えて便利です。
テグスを引っ張ると・・・
綺麗に胴切りできました。
ハオルチアの茎は硬いので、切るのに結構な力が必要でした。
テグスで胴切りする時は、怪我をしないよう軍手の着用をお勧めします。
胴切りした根無しの苗は、20日ほど乾燥させた後、湿ったポリエステル綿で発根を促しています。
無事に発根してくれるでしょうか。
葉が一枚外れかけていたので、外して葉挿しにしてみました。
十二の巻系のハオルチアの葉挿しは聞いたことがありませんが、ものは試しです。
乾燥には相当強そうに見えるので、気長に待つことにします。
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