関東地方も本格的な梅雨に入りました。
向こう一週間の天気予報を見ても、曇りと雨のマークばかりです。
出展:気象庁ホームページより一部切り抜き
湿気が苦手な多肉植物達にとっては、つらい季節となります。
日照不足も心配です。
昨年のような記録的な日照不足は勘弁願いたいです。
日が差さない事で困る事がもう一つ・・・
晴れないと、パピラケアの花が咲かないのです。
この春、パピラケアは小さな苗にも関わらず、5つもの蕾を付けてくれました。
そのうち3つは閉鎖花で終わりましたが、2つが開花し、念願の花を拝む事が出来ました。
結実し、種を残してくれたので、親株にはゆっくり休んでもらって、初めての実生に専念しようと思っていました。
ところが、パピラケアさんはまだまだやる気満々だったのです。
下の写真は、梅雨入り当日の6月12日に撮ったものです。
晴れ間もあったので、パピラケアさんの機嫌も上々です。
種を回収した後の白い果皮が3つ伸びていて、面白い事になっています。
そしてお気づきでしょうか・・・新たな蕾が3つも付いている事に。
①は、前回咲いた花の隣に蕾が付きました。
うちのパピラケアさんは、1株に2つずつ蕾を付けるようです。
②は、購入した3ヶ月前には小さな脇芽だった株です。
たったの3ヶ月で、蕾をつけるまでになりました。
パピラケアって成長が遅いはずでは・・・
③は、以前紹介した3つ頭のパピさんです。
2つの蕾の横(右下)から、成長点が発生して伸び始めました。
それが、いきなり蕾をつけてくれました。
蕾かと思ったら成長点・・・と見せかけて蕾。
サプライズには事欠かない植物です。
パピラケアの花は何度でも見たいですが、天気予報を見る限り、晴れる可能性は低く、閉鎖花となりそうです。
ダメで元々、梅雨の晴れ間に期待してみます。
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実生に挑戦中の子パピさん達は、今のところ順調に遷移しています。
最初に撒いた20粒は全て発芽しました。
調子に乗って、さらに30粒を追加で撒いてみました。
結果は・・・30粒全て発芽です!
50粒の発芽率が100%とは。
発芽は、技術よりも種子の品質によるところが大きいそうで、親パピさんが優秀ということですね。
実生は、発芽よりも、その後の管理が難しいとの事。
溶かさないよう細心の注意を払っていきたいと思います。