石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

パピラケアは今日も絶好調

関東地方も本格的な梅雨に入りました。

向こう一週間の天気予報を見ても、曇りと雨のマークばかりです。

f:id:haworthii:20200613171441j:plain

出展:気象庁ホームページより一部切り抜き

 

湿気が苦手な多肉植物達にとっては、つらい季節となります。

日照不足も心配です。

昨年のような記録的な日照不足は勘弁願いたいです。

日が差さない事で困る事がもう一つ・・・

晴れないと、パピラケアの花が咲かないのです。

 

この春、パピラケアは小さな苗にも関わらず、5つもの蕾を付けてくれました。

そのうち3つは閉鎖花で終わりましたが、2つが開花し、念願の花を拝む事が出来ました。

f:id:haworthii:20200607191743j:plain

結実し、種を残してくれたので、親株にはゆっくり休んでもらって、初めての実生に専念しようと思っていました。

ところが、パピラケアさんはまだまだやる気満々だったのです。

 

下の写真は、梅雨入り当日の6月12日に撮ったものです。

晴れ間もあったので、パピラケアさんの機嫌も上々です。

f:id:haworthii:20200613172302j:plain

種を回収した後の白い果皮が3つ伸びていて、面白い事になっています。

そしてお気づきでしょうか・・・新たな蕾が3つも付いている事に。

f:id:haworthii:20200613172611j:plain

①は、前回咲いた花の隣に蕾が付きました。

うちのパピラケアさんは、1株に2つずつ蕾を付けるようです。

 

②は、購入した3ヶ月前には小さな脇芽だった株です。

f:id:haworthii:20200613172729j:plain

たったの3ヶ月で、蕾をつけるまでになりました。

パピラケアって成長が遅いはずでは・・・

 

③は、以前紹介した3つ頭のパピさんです。

2つの蕾の横(右下)から、成長点が発生して伸び始めました。

f:id:haworthii:20200602203900j:plain

それが、いきなり蕾をつけてくれました。

蕾かと思ったら成長点・・・と見せかけて蕾。

サプライズには事欠かない植物です。

 

パピラケアの花は何度でも見たいですが、天気予報を見る限り、晴れる可能性は低く、閉鎖花となりそうです。

ダメで元々、梅雨の晴れ間に期待してみます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

実生に挑戦中の子パピさん達は、今のところ順調に遷移しています。

最初に撒いた20粒は全て発芽しました。

調子に乗って、さらに30粒を追加で撒いてみました。

結果は・・・30粒全て発芽です!

f:id:haworthii:20200613173325j:plain

50粒の発芽率が100%とは。

発芽は、技術よりも種子の品質によるところが大きいそうで、親パピさんが優秀ということですね。

 

実生は、発芽よりも、その後の管理が難しいとの事。

溶かさないよう細心の注意を払っていきたいと思います。