■■ パピラケア ■■
2020年・夏
~育成環境~
場所:室内 西向きの窓際
水やり:少ない量の水を回数多め(4日~7日に1回程度)
遮光:有り(10%程度)
アボニア属のパピラケアの成長記録です。
水やりは各株20cc程度の量を回数多めで与えています。
多肉植物の水やりのセオリーを完全に無視していますが、状態は極めて良好です。
パピラケアは乾燥を好みますが、水も好きです。
根が貧弱で表土付近の水しか吸わないので、半日で乾く程度の量をサラッとあげるくらいが丁度いいようです。
白いウロコで自ら遮光しているので、遮光はしなくても大丈夫だと思います。
我が家では、他の多肉植物のお付き合いで、網戸による軽い遮光をしています。
成長が遅いと言われていますが、春から夏にかけて、グングン成長しました。
6ヶ月で、こんなに伸びています。
全然動かないとの話も聞きますが、おそらく成長期を間違えているからだと思います。
パピラケアは夏型です。確信!
6月から8月にかけて、20を超える蕾をつけてくれました。
花は1日花で、昼過ぎに約80分間だけ開花します。
晴れていないと開花せずに閉鎖花となり、蕾のままで終わります。
(例外的に、1輪だけ雨天でも咲きました)
閉鎖花でも自家受粉して種ができます。
8月4日には6輪も同時に開花してくれました。
8月17日、8月19日、8月22日の猛暑の中でも花を咲かせてくれました。
8月28日現在も、まだ新たな蕾が出てきています。
夏に活発に活動しているのがよくわかります。
パピラケアの種が採れた事をきっかけに、初めての実生(種から育てる事)に挑戦しています。
採取したばかりの種は発芽率が極めて高く、撒いた種は100%発芽しました。
発芽してから3ヶ月程経ちましたが、梅雨も猛暑も乗り越えて、順調に成長しています。