石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

パピラケアはLEDライトで開花するのか

今日も今日とて、パピラケアの話題です。

最近、パピラケア専用ブログになりつつあるこのブログ・・・

それだけ、ネタを提供してくれる面白い植物という事です。

 

前回、新たな蕾を3つも付けてくれた事を紹介しましたが、そのうち2つが本日開花の気配を見せました。

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2つ同時に咲いてくれたら最高なのですが、パピラケアは晴れないと咲かず、そのチャンスはたった1日しかありません。

空模様はというと・・・

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あいにくの曇天。

午前10時になっても薄暗い有様です。

そして、この後は雨予報。

晴れる見込みは全くありません。

 

閉鎖花となるのは確実とみられますが、悪足掻きをしてみます。

LEDライトで補助し、出来るだけ明るくして、パピラケアを騙してみます。

 

植物育成用のLEDライトは持っていないので、懐中電灯で代用します。

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ShockwaveLEDというダイビング用ライトで、懐中電灯としてはかなり明るい部類です。

単二乾電池8本という、今の時代にどうかしている仕様で、連続点灯時間9時間以上というパワフルなライトです。

 

少しでも光量を確保する為に、アルミ箔で囲います。

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普通の育成用ライト並みの光量は確保できたと思います。

12:00に点灯し、開花を待ちます。

 

13:30

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上段のパピさんが少し開いてきました。

これはいけるかもしれません。

 

14:30

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かなり開いてきました。

全開ではありませんが、開花と言ってもいいかもしれません。

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下段のパピさんはすこ~しだけ開いています。

完全に疑ってますね・・・

 

15:00

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開花した上段のパピラケアも、さっさと花を閉じてしまいました。

偽物の太陽とバレてしまったようです。

下段のパピさんは咲く気無しです。

 

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やはり、LEDライトの補助だけでは完全開花とはいきませんでした。

 

太陽光というのは、想像以上に強烈な明るさがあります。

晴天時の野外の明るさは10万ルクス程ですが、一般家庭で夜に蛍光灯を付けた時の明るさは300ルクス程度しかありません。

数値にすると、300倍もの差があるわけです。

人間の目の明るさ調整機能が優秀なので、それほどの差を感じないのですね。

 

植物を日光に当てる事がどれほど大切かということを、改めてパピラケアに教えてもらった気がします。