石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

長雨でも元気な竜鱗とパピさん

本格的な梅雨に入り、太陽の拝めない日が続きます。

多肉植物たちにとっては辛い毎日ですが、そんな状況でも元気な多肉植物がいます。

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ハオルチア属の竜鱗です。

色艶が良く、7月になっても花芽を上げてきます。

(写真では既にカットしています)

春に花を咲かせてくれた後も新たな花芽を上げ続け、これで4つ目の花芽です。

出てくる度にカットするのが申し訳なくなってきました。

そんなに咲きたいのなら咲かせてあげてもいいのですが、竜鱗は花芽を70cm以上伸ばすので、ちょっと邪魔なのです。

 

鉢の奥には、地下茎から伸びてきたと思われるお子様が顔を出しました。

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石をたくさん配置しているので、新芽を出すスペースがほとんど無いのですが、わずかな隙間を見つけて生えてきました。

岩だらけの自生地でも、こうやって生息域を広げていくのでしょうね。

なんて感心していたら・・・

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こんなところからも。

手前の大きな石は、鉢の底まで埋まっているはずです。

よくこんな隙間に地下茎を伸ばしたものです。

 

パピラケアも相変わらず元気です。

梅雨の晴れ間に花を咲かせてくれました。

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7月8日にの午後に、一瞬だけ晴れた隙をついての開花です。

完全に開くには至りませんでしたが、今の時期にこれだけ開けば十分です。

 

さらに、翌日は完全に曇っていたにも関わらず、隣の花が開花しました。

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曇っていて開花した花はこれが初めてです。

パピラケアさんも長雨でうんざりしていたのかもしれません。

 

それにしても、うちのパピさん、蕾と種さやだらけです。

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4頭に13個もの蕾をつけてくれました。

パピラケアは冬型とされる事が多いですが、絶対間違いだと思います。

春秋型、もしくは夏型です。(海外サイトでは総じて夏型とされています)

休眠する気配もありませんし、冬型が7月に花を咲かせませんよね。