関東南部では、最高気温が30℃を超えるようになり、完全に夏の日差しになってきました。
我が家の風通しの悪いベランダでは、エアコンを稼働させると室外機の熱風で50℃を超えてしまうので、そろそろ室内退避も考えねばなりません。
そんな心配事など素知らぬ顔で、ベランダで元気に花を咲かせている多肉植物がいます。
パピラケア
冬の間も閉鎖花で種を作り続けていたパピさんですが、3月くらいから蕾を付けなくなりました。
しばらくお休みしているようでしたが、5月3日に花を1つ咲かせてくれました。
久しぶりに見るパピラケアの花です。
そして、本日。
6個も咲いていました。
相変わらず、元気そうで何よりです。
麗蛇丸
3月末に1つ花を咲かせた後、2つ同時に花芽を伸ばし、5月23日に同時開花してくれました。
この2つが枯れ落ちた後も、また1つ花芽が伸びてきています。
良く見れば、さらに2つスタンバイしています。
いったいいくつ咲かせるつもりなのでしょうか。
ブロウメアナ
吊り鉢にしているブロウメアナです。
手前はカリシア・レペンス、奥がブロウメアナです。
花は冬に咲くものと思っていましたが、本日1つ咲いていました。
良く見れば蕾がいくつか付いています。
調べてみると、冬に咲く事も、夏に咲く事もあるようです。
吊り鉢のヒモには、クモが巣を張っていました。
ジョロウグモの子供でしょうか。
デカくなると気持ち悪いですが、小さいのは可愛いものです。
害虫駆除のできる管理人として雇う事にしました。
白菱
春先に花を咲かせ、花の時期は終わったと思っていましたが、新たに蕾が出てきました。
春に咲かせ足りなかったみたいです。
茜の塔
4月始めに開花してから、2ヶ月以上も花を咲かせ続けていました。
さすがに花はボロボロで、そろそろ店仕舞いでしょうか。
以前、ハナアブのような虫が茜の塔に留まっていたという記事を書きました。
このハナアブ、茜の塔がよほど気に入ったようで、頻繁に見かけるようになりました。
花がボロボロになっても、まだ通っているようです。
ヒラタアブというハナアブの仲間です。
蜂のような容姿をしていますが、ただのこけおどしで、刺す事はありません。
また、いわゆるアブのように噛む事も無いので、まったく怖がる必要はありません。
受粉の手助けをし、さらに幼虫はアブラムシキラーという園芸家の強い味方です。
蜂のような虫だからと言って、殺虫剤を吹き付けるような事をしてはいけません。