石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

亀甲牡丹の実生③:発芽から2ヶ月

アリオカルプス属の亀甲牡丹の実生の経過です。

 

↓以前の記事はこちら

亀甲牡丹の実生①:種まき・発芽

亀甲牡丹の実生②:カラフルな幼苗

 

発芽から:36日目(12月25日)

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発芽から1ヶ月が経ちました。

ふっくらと丸くなってツヤが出てきました。

発芽直後よりは全体的に緑がかってきましたが、カラフルなのは相変わらずです。

 

発芽から:46日目(1月4日)

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頭からトゲのようなものが出てきました。

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赤い株(愛称:スモモ)からはピンク色のトゲが出てきています。

 

発芽した7つとも無事に育っていますが、うち2つの成長が鈍くて心配です。

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愛称:マスカット

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愛称:マロ

この2つは色が薄く、なんらかの色素異常があるのかもしれません。

成長を促進させるべく、効性肥料マグァンプを数粒撒いてみました。

 

発芽から:58日目(1月16日)

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効性肥料(マグァンプ)を置いたところだけ、同心円状に藻が生えてきました。

マグァンプは肥料分がもっとゆっくりと溶けだすものだと思っていたので、これほど短期間に目に見えて藻が繁殖したのは驚きでした。

効性肥料だからといって、あまり大量に撒くと肥料過剰になりそうです。

 

肥料のある所だけ藻が生えるという事は、逆に考えれば、肥料が少なければ藻は生えないという事です。

コケや藻が繁殖して表土が真緑になるようであれば肥料過剰、藻が一切生えずに育成不良気味であれば肥料不足を疑う事ができそうです。