去年の6月に蒔いたパピラケアの実生の記録です。
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初めての実生⑧:肥料分のリスクと効果 ←ココ
種まきから:257日目(2月18日)
冬は成長が鈍るようで、ほとんど動きがありません。
下段の一番大きな鉢から2つ脱落が出てしまいました。
発芽率・生存率ともに100%を維持していただけに、残念です。
緩効性肥料(マグァンプ)を追肥で与えてしまったのがダメだったのかもしれません。
成長が止まる時期の追肥はリスクでしかありません。
種まきから:326日目(4月28日)
春になると苗が動き出し、少し大きくなりました。
前項で書いた通り、マグァンプを施肥したのですが、マグァンプを置いた場所だけ藻が生えています。
肥料をどこに置いたか一目瞭然です。
肥料分と藻の繁殖が密接に関係しているのがよく分かります。
藻の分布を見ると、肥料の効いていない場所もわかります。
青く着色したラインは肥料が効いていない場所です。
横から見ると、このラインに生えているパピラケアは、成長していないことが分かります。
成長期には、肥料分が必須という事です。
実生苗の成長が極端に遅い場合は、肥料不足である可能性が考えられます。
成長を促すべく、底に肥料分のある土を敷いた鉢に植え替えました。
植え替え時に、根を確認すると、頼りない根がチョロっと生えているだけでした。
これは育成不良というわけではなく、正常な状態だと思っています。
海外のサイトを調べても、「パピラケアは根が貧弱」という記載が見られます。
番外編
前回ご報告した斑入りパピラケアは、斑が消えて普通のパピラケアになってしまいました。
新芽の時だけ白くなる曙斑というやつでした。
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