ベランダで多肉を眺めている時に、吊り下げてあるグリーンネックレスに茶色い物がくっついている事に気付きました。
マツアトキハマキというハマキガの仲間でした。
樹皮のような柄は個体差が激しく、様々なバリエーションがあるのですが、これは綺麗な個体で魅入られてしまいました。
幼虫は葉っぱを齧る困ったさんですけど・・・。
木に留まっていたら見事な擬態で気づかなかったと思いますが、グリネに留まったらバレバレですね。
以前、多肉の吊り鉢に巣を作っていたジョロウグモの子供を害虫駆除担当に任命した話をしましたが、先日から姿が見えなくなってしまいました。
原因はたぶん、彼らです。
ご近所で巣立ったツバメ達が、部屋の前の電線でくつろぐようになったのです。
我が家の6月の風物詩です。
ツバメの羽虫を獲る能力はずば抜けているので、クモは獲物が獲れずにやっていけなくなったのでしょう。
ツバメは人の気配のある場所を好むので、驚かせなければ眺めていても逃げません。
距離にして3m足らず。
本当に目の前です。
ツバメの子供もこちらに興味津々といった感じです。
5人兄弟で、1羽は少し離れたところにいました。
団子状に固まっている姿が可愛すぎます。
端っこの方が親からエサを貰えやすいので、並び順でケンカしたりします。
一番左に陣取っているのが長男(長女?)で、一番右が次男(次女?)だと思われます。
産まれた順番は、尾羽の長さと顔の色である程度推測できます。
兄弟順を踏まえて観察するととても面白く、見ていて飽きません。
エサがあまりもらえず、お腹がすいている不憫な末っ子。
大きなシオカラトンボをもらってご機嫌な長男と、不機嫌そうな末っ子。
いやぁ、ほんと癒されます。