石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

個性が出てきた実生サボテン

春に蒔いたサボテンの小苗が大きくなってきました。

発芽直後はどれも似たり寄ったりの姿でしたが、それぞれの品種の個性が出てきました。

 

マミラリア・陽炎

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細かい白いトゲに覆われ、サボテンらしくなってきました。

褐色の長いトゲも出てきており、もう陽炎の子供だとわかりますね。

 

エリオシケ・テネブリカ

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モジャモジャした毛に覆われ、短いツクシンボのような姿になっています。

 

ツルビニカルプス・バラ丸

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こちらも毛に覆われていますが、ふわふわした感じは無く、丸刈り風です。

日に当てているわけでも無いのに、真っ赤なのが気になります。

 

アリオカルプス・ブラボアナス

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2本の突起がニョキニョキと伸びてきて、カタツムリの顔みたいになってます。

こちらも真っ赤になっております。

陽炎とテネブリカは「もっと日に当てろ~」、バラ丸とブラボアナスは「日陰に移せ~」と訴えてくるので、同じ鉢に植えてしまったのを後悔しています。

 

ヒルデウィンテラ・コラデモノニス

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「猿のシッポ」と呼ばれるユニークな姿をした紐サボテンです。

成長すると、まさにテナガザルのシッポのような衝撃的な姿になります。

発芽率が悪く、1つしか発芽していなかったのですが、撒種から3ヶ月経って新たに2つ発芽しました。

サボテンの実生はこういうサプライズがあるのがうれしいです。

先に発芽した右側の株は背が高くなり、細長く伸びる気配が感じられます。

 

エスコバリア・アブディタ

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高価な難物サボテンです。

初心者が難物に手を出すべきではないのですが、小さな体に不釣り合いな太い白トゲに覆われた姿を見て、一目惚れしてしまいました。

1つだけ発芽した物を大事に育てています。

過保護にしすぎた為か、伸びちゃってますね。

海外の育成サイトを見ると、もれなく「休眠中に水をやると腐る」と断言されているのが恐ろしいです。