昨日見た多肉植物が、今日全然違う形になっていたらギョッとしますよね。
そんな奇怪な体験ができる多肉植物があります。
アボニア属のパピラケアです。
以前にもパピラケアが動くという記事を書いたことがあるのですが、成長と共に動きが大胆になってきました。
右向いたり、左向いたり、伸びたり、丸まったり。
日替わりで形が変わります。
実際どのくらい動いているのか、ここ5日間の写真を撮ってみました。
9月15日
あきらかに最初の写真とは形が違っていますが、同じ株です。
四方八方まとまりなく、好き勝手な方を向いてますね。
15日 → 16日
上段の広がっていた2本が丸まって、小さくまとまってしまいました。
下段はあまり動きなし。
16日 → 17日
上段の2本がまた広がっています。
この2本は荒ぶってますねー。
あまり動き回っていると、その内、片結びになって身動きが取れなくなりそうです。
下段は少しやる気が出てきたでしょうか。
頭を持ち上げる気配があります。
17日→18日
全体的にグタッと寝そべってしまいました。
台風で日が差さず、やる気が無くなったようです。
18日 → 19日
上段がまた丸まってますね。
大胆に動きすぎです。
さてはお前、草じゃないな・・・。
下段は下段でヘビの交尾みたいに絡まってるし・・・。
と、こんな感じで植物とは思えないくらいにょろにょろ動きます。
なぜ動くのかは、1年以上観察してもサッパリわかりません。
光の方に向かう等の条件があるのなら、各株の動きは連動するはずですが、各株バラバラに好き勝手に動くのです。
珍奇植物・ビザールプランツとして紹介される事も多いパピラケアですが、なぜか動くことは言及されないんですよね・・・。
これほど珍奇な特徴も無いと思うのですが。
ちなみに19日の夜中に見たら、可愛く丸まって寝てました。