石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

パキポディウムに手を出す

今年は色々な多肉植物の実生に挑戦しましたが、手を出すのは止めておこうと決めていた植物があります。

アストロフィツムの兜丸と、パキポディウムです。

どちらも魅力的で奥が深そうな植物なので、ある程度実生に慣れてきてから、腰を落ち着けてじっくり育ててみたいと思っていました。

ところがひと月ほど前、何気なく眺めていた某オークションサイトで、パキポディウムの種子がお安く出品されているのを見つけてしまいました。

そしてつい入札してしまったんですね・・・最低価格だし、まぁダメだろうと思っていたんですが、予想に反して落札できてしまいました。

不思議なもので、パソコンに張り付いてガツガツ攻めると落札できないのに、適当に入札して風呂にでも入ってると落札できてたりするんですよね・・・。

 

そんなわけで、パキポディウム・エブレネウムの種子を10粒買ってしまいました。

エブレネウムは、真珠光沢の白い塊根が魅力のパキポディウムで、パキポを買うならこの種類と決めていました。

エブレネウム(eburneum)とは”象牙質の”という意味だそうです。

発音としてはイーバニウムが近いようですが、まぁ、アルファベット表記の日本語読みなので、ローマ字読みに寄るのは常ですね。

そういえば、春に蒔いたドロサンテマム・エブレネウムもeburneumです。

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象牙質には見えませんが・・・綺麗な事には違いありません。

 

手に入れたからにはすぐに蒔きたくなるのが人情というもので、暑さもピークの八月半ばに全部蒔いてしまいました。

結果・・・

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1つだけ発芽しました。

やはり暑すぎたでしょうか・・・。

ゼロじゃなかっただけ良かったです。

イチとゼロでは雲泥の差があります。

 

1つしかないので、早々に鉢に植え付けてしまいました。

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発芽したてでもぽってりとした塊根部が可愛いらしいです。

葉を見た感じでは、CAM型光合成では無さそうです。

直射日光ガンガンのスパルタコースで育ててみようと思います。