多肉植物の名前って、紛らわしい物が多い気がします。
最近、特にそう感じたのが、こちら。
別段紛らわしくもない熊童子なのですが、問題は属名です。
ずっとコチレドンかチレコドンか覚えられなかったんです。
最近になって、ようやく覚えられない理由がわかりました。
コチレドン属もチレコドン属も、両方あるんですね。
ちなみに熊童子はコチレドン属です。
一方チレコドン属は、主に塊根植物で有名なグループのようです。
紛らわしい名前は、アルファベット表記で覚えるようにしたところ、間違える事が無くなりました。
熊童子はCから始まるCotyledon。
もう一方はTから始まるTylecodon。
他には、センペルビウムも、センペルなのかペンセルなのかセルペンなのか、ずっと覚えられませんでした。
こちらもアルファベットで、Semperviumと覚えてから、間違えなくなりました。
アナカンプセロスも間違えやすいです。
アナカン持っていないので、元アナカン・現アボニアのパピラケアの写真で。
アナカンはピンク色の桜吹雪が有名ですね。
「多肉 アナカン」で検索してみると、実に半分以上がアナカンプロセスと間違えて表記されています。
正しくはプロセスではなくプセロス(anacampseros)です。
プロセス(process)という単語が日常的に使われているのが罠ですね。
アルファベット表記のカタカナ読みは、何が正解という事も無いのですが、さすがに文字が入れ替わっているのは間違いと断言して良いと思います。
紛らわしい名前も悪い事ばかりではなく、フリマアプリなどで、あえて間違った名前で検索すると、間違った名前で出品されていて人目につかない掘り出し物が見つかる事があります。
ややこしい名前の植物を探す時は、あえて間違えそうな名前で検索してみるのもお勧めです。