涼しくなって葉をどんどん増やしている絶好調の冬型メセン、ドロサンテマム・エブレネウム。
一見地味な草なのですが、逆光に照らされると葉がキラキラと電飾のように輝き、存在感が増します。
最近になって目を引くのは、キラキラ光る葉よりも、一段と明るく輝く茎の部分です。
画像だと毛が生えてるだけに見えますが、画像では伝わらないギラギラした輝き方をするのです。
いったい茎の部分はどうなっているのか、マクロ撮影をしてみました。
なんじゃこりゃ~
クリスタルか!
いや、綺麗すぎでしょ。
鉱物結晶でもこれほど見事なものは見たことがありません。
これ、ただの毛ではなくて、変形したブラッダー細胞のようです。
ブラッダー細胞というのは、葉を覆っている透明の粒々の事です。
ミネラルを蓄え、葉を保護する役割もあるそうです。
葉の付け根を見ると、ブラッダー細胞が伸びている様子がわかります。
常々綺麗な葉っぱだなぁと思ってはいましたが、まさか茎までこんなに美しかったとは。
ドロサンテマム、侮れません。