今年の春に蒔いたアエオニウムのスミシーです。
シムシーとかスミッチーとか呼ばれることもあります。
アルファベットだとsmithiiなので、音的にはスミシーが一番近いかなと思います。
発芽率は90%以上だったのですが、夏に半減してしまいました。
この辺りが被害甚大です。
暑さに弱いアエオニウムなので、秋蒔きの方が良かったかもしれません。
しかし、チリチリになって枯れてしまったと思っていた株から、小さな新葉が出ているのを見つけました。
引っこ抜かなくて良かったです。
夏に葉を落とす事もある種類なので、一縷の望みをかけて放置しておいて正解でした。
スミシーといえば、葉の裏に血のりのような得体の知れない何かが吹き出るのが特徴です。
この血のり、小苗のうちは葉の表にも出てくるようです。
完全に血しぶきです。
血のりベッタリ。
模様ではなく分泌物のようなので、立体感のあるリアルな血のりに見えるんですね。
事件現場にあったら科捜研が絶対持って帰りますね、コレ。
葉裏の方が分泌量が多いようで、赤い雫が滴っていました。
液体では無く、樹脂のような質感です。
ホント、何なんでしょうね、コレ。
グロテスクにも見える血のりですが、光に透かすとキラキラと光ってとても綺麗です。
マクロ撮影してみました。
深紅の宝石、まるでルビーのようです。
マクロ撮影すると宝石のように見える植物といえば、去年撮ってビックリしたドロサンテマム・エブレネウム。
こちらも恐ろしく綺麗でした。
多肉植物のマクロ撮影は、予想外の絵がファインダーに飛び込んでくる事があって面白いです。