昨年、冬季に種を蒔きたくなってしまい、発芽用育苗器を自作しました。
加温性能は良かったのですが、発泡スチロールでフタをするため、朝晩に鉢を出し入れしなければならない手間がありました。
そこで、昼夜使える透明なカバー付きの育苗器2号を作ってみる事にしました。
材料はこちら。
熱電ヒーター:300円(少し値上がりして2021年12月現在は400円くらいになってました)
浅めの発泡スチロールの箱:ゴミ
クリームチーズの容器3個:ゴミ
マックフロートのフタ3個:ゴミ
アルミ箔:備品
プチプチ:ゴミ
材料はほぼゴミですねー・・・。
発泡スチロールのフタに、クリームチーズの容器を等間隔に並べます。
容器の縁に沿ってマーキングします。
デザインナイフでくり抜きます。
切れ味の良い刃物でないと、発泡スチロールがボロボロと崩れてしまうので注意です。
クリームチーズの容器を嵌め込みます。
発泡スチロールの底にプチプチを敷いて底上げします。
放熱効果を上げる為、アルミ箔を敷いて、熱電シートを乗せます。
さらにアルミ箔を敷いて、熱電シートを挟み込みます。
3つの鉢に伝わる熱をなるべく均一化するための処置です。
鉢に熱が伝わりやすいように、鉢の形に型取りしたアルミ箔を設置します。
フタをして、鉢の部分にマックフロートのフタを被せたら完成です。
熱電シートのコードの穴は、ねじ込んで強引に開けます。
加温能力のテストをしてみます。
土を入れた後、水でひたひたにして実生の状態を再現し、温度を計ってみます。
外気温13℃で、土の温度は23℃でした。
まずまずの性能です。
真冬に外で使用するには火力不足ですが、室内で使う分には十分な性能だと思います。