石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

300円自作育苗器・2号

昨年、冬季に種を蒔きたくなってしまい、発芽用育苗器を自作しました。

加温性能は良かったのですが、発泡スチロールでフタをするため、朝晩に鉢を出し入れしなければならない手間がありました。

そこで、昼夜使える透明なカバー付きの育苗器2号を作ってみる事にしました。

 

材料はこちら。

f:id:haworthii:20211207143241j:plain

熱電ヒーター:300円(少し値上がりして2021年12月現在は400円くらいになってました)

浅めの発泡スチロールの箱:ゴミ

クリームチーズの容器3個:ゴミ

マックフロートのフタ3個:ゴミ

アルミ箔:備品

プチプチ:ゴミ

材料はほぼゴミですねー・・・。

 

f:id:haworthii:20211207143715j:plain

発泡スチロールのフタに、クリームチーズの容器を等間隔に並べます。

 

f:id:haworthii:20211207143812j:plain

容器の縁に沿ってマーキングします。

 

f:id:haworthii:20211207143901j:plain

デザインナイフでくり抜きます。

切れ味の良い刃物でないと、発泡スチロールがボロボロと崩れてしまうので注意です。

 

f:id:haworthii:20211207144055j:plain

クリームチーズの容器を嵌め込みます。

 

f:id:haworthii:20211207144153j:plain

発泡スチロールの底にプチプチを敷いて底上げします。

 

f:id:haworthii:20211207144332j:plain

放熱効果を上げる為、アルミ箔を敷いて、熱電シートを乗せます。

 

f:id:haworthii:20211207144425j:plain

さらにアルミ箔を敷いて、熱電シートを挟み込みます。

3つの鉢に伝わる熱をなるべく均一化するための処置です。

 

f:id:haworthii:20211207144615j:plain

鉢に熱が伝わりやすいように、鉢の形に型取りしたアルミ箔を設置します。

 

f:id:haworthii:20211207144811j:plain

フタをして、鉢の部分にマックフロートのフタを被せたら完成です。

 

f:id:haworthii:20211207144919j:plain

熱電シートのコードの穴は、ねじ込んで強引に開けます。

 

加温能力のテストをしてみます。

f:id:haworthii:20211207145134j:plain

土を入れた後、水でひたひたにして実生の状態を再現し、温度を計ってみます。

 

f:id:haworthii:20211207145505j:plain

外気温13℃で、土の温度は23℃でした。

まずまずの性能です。

真冬に外で使用するには火力不足ですが、室内で使う分には十分な性能だと思います。