昨年の春に種を蒔いて育てているひもサボテン、ヒルデウィンテラ・コラデモノニスがニョロニョロと伸びてきました。
もっと毛がフサフサしているサボテンのはずなのですが・・・。
まぁ、種から育てたサボテンはダメな子でも愛着があるので、これはこれでアリです。
問題は、伸びすぎて小さな鉢では限界がきている事です。
早いところ吊り鉢に植え替えなければなりません。
全部で3株だけなので、小さな吊り鉢を探してみました。
しかし、お安くて小さな吊り鉢は、取っ手部分がプラスチック製の物しか見つかりませんでした。
日の当たる場所に提げたら、劣化して落下する未来しか見えないのですが・・・大丈夫なんですかね、プラスチックで。
大事な実生株を、プラスチックのヒモに委ねるわけにはいかないので、簡単な吊り鉢を自作する事にしました。
材料はこちら。
ペットボトル、タコ糸、針金(食品の袋の口を縛ってあったヤツ)です。
ほぼゴミですねー。
まず、ペットボトルを半分に切ります。
穴を開けるのが面倒くさいので、頭の部分を使います。
針金を捻じりながら丸くします。
円の大きさは、ペットボトルの口が入る大きさにします。
タコ糸を4本切って、2つ折りにしたものを上記のように引っ掛けます。
タコ糸は短いと取り返しがつかなくなるので、長めに切っておいた方がいいです。
隣り合うヒモ同士をまとめて、片結びで結びます。
もう一度、同じように結びます。
サッカーボールを入れる編みヒモを作る感じです。
この段階で、ペットボトルを入れてみます。
もう一段、結んだ方が良さそうですね。
ペットボトルにアルミ箔を巻いて完成です。
慣れてくると、10分足らずで作れます。
底のキャップを開ければ底穴ができるので、室内外両用の吊り鉢として利用できます。
ヒモを麻ひもにするとお洒落な感じになりますが、安い麻ひもはすぐに劣化して切れるので、お勧めできません。
植え付けてみました。
なかなか居心地が良さそうです。
これなら、いくら伸びても大丈夫ですね。