石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

黒がカッコイイ多肉植物

多肉植物は、寒くなってくると鮮やかに紅葉するものが多いです。

赤や黄色のカラフルな色が目を引きますが、中には黒っぽくなる多肉植物もいます。

黒っぽい多肉は華やかさはありませんが、カッコイイものが多いです。

 

ストリクチフローラ・ノヴァ

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一ヶ月前まで赤いエッジが鮮やかだったストリクチフローラ・ノヴァ。

紅葉が進むと、エッジが黒くなりました。

白っぽい葉が黒のラインで縁取られ、シックでカッコイイエケベリアに変身しました。

葉数が増えて大きく育ったら、素晴らしく美しい株になりそうです。

 

この株、購入した時には縁取りがありませんでした。

▼8月▼

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▼10月末▼

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ストリクチフローラ・ノヴァは、色々な顔を持っていて面白いです。

 

ノヴァは葉挿しにも成功しています。

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我が家では、増やしても置き場所が無いので、意図的に葉をもいで葉挿しする事はしていません。

しかし、植え替え等で取れてしまった葉は捨てるのが勿体無いので、適当に作った葉挿し鉢に放り込んでいます。

ストリクチフローラ・ノヴァは植え替え時に1枚だけ葉が取れてしまったので、それを葉挿ししていました。

薄葉なので、葉挿しは難しいと思っていましたが、すんなりと芽を出してくれました。

こちらの成長も楽しみです。

 

リミフォリア・v.アルカナ

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1年前に瀕死で見切られていた所をレスキューしたリミフォリアです。

1年経って葉が整ったので、日に当てて育ててみたところ、赤茶色に染まりました。

 

秋口には完全に緑色でした。

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劇的な変化です。

 

ハオルチアは、水を切ってストレスをかけると、大抵黒っぽく(もしくは赤っぽく)なるのですが、この株は水を吸ってふっくらしたまま赤茶色になってくれました。

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無骨なハオルチアは、こちらの色の方がカッコイイですねー。

興味無い人には枯葉にしか見えないと思います、ハイ。

 

ブラックオブツーサ

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多分ブラックオブツーサです。

ハオルチアは、紅葉すると赤っぽくなるものと、黒っぽくなるものがいます。

このハオルチアは赤味が無く、弱い光でもすぐに黒くなります。

葉の内部まで黒くなっているようで、三角錐の窓の中も黒く透けています。

 

このオブツーサ、「ハオルチア」という大雑把な名札で売られていたものです。

もしかするとブラックオブツーサかなと思い、ブラックオブツーサとオブツーサの違いについて調べてみましたが、どうも明確な判断基準は無いようです。

ブラックオブツーサは、窓が三角で先端が尖っていると説明されている事が多いです。

一方で、ブラックオブツーサと紫オブツーサは同じもので、黒っぽいものがブラックオブツーサという説明もあります。

紫オブツーサは、窓が丸っこいです。

結局のところ、黒ければブラックオブツーサと呼ばれるみたいです。

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このオブツーサは三角窓で、葉色が黒い典型的なブラックオブツーサだと思うのですが、疑わしい点が1つ。

これ、200円だったんですよねー・・・。

葉色が気に入って買ったオブツーサなので、別にブラックオブツーサでなくてもいいのですが、育てる上で名前が無いと不便なので、ブラックオブツーサという事にしています。