こちらはセロペギアのシモネアエ・ノヴァです。
買った時はこんなお姿でした。
有名なボッセリの近縁種なので、ヘビのように伸びていくものだと思っておりました。
ところが、先端からつるのようなものがヒョロヒョロと伸びてきて、隣の鉢に巻き付きはじめました。
・・・まさかのつる性植物でした。
慌てて針金でガイドを設置して、暴れないよう処置しました。
後付けでガイドを作ったので、少々見苦しい事に。
見方によってはオシャレに見えなくもないので、こういうアートな鉢だった事にします。
ちなみにこちらがボッセリさん。
良い感じにとぐろを巻いてます。
最近ようやく曲がる方向をコントロールできるようになってきました。
直射日光下だと暗い方に曲がって、暗い場所に置くと光に向かって曲がります。
話をシモネアエに戻します。
シモネアエは、夏の間、室内西向きの窓際に移動させました。
ここに置いてから、夕方になると、花の一部がワインレッドにキラキラ輝くようになりました。
変てこな花のヒゲの部分が、西日を受けてワインレッドに光っていたんです。
螺旋状に生えたヒゲがエアコンの風に揺れる事で、光る場所が常に変化し、キラキラ輝いていたんですね。
変な花だとは思っておりましたが、こんなに綺麗な一面もあったとは驚きでした。
久しぶりに黒背景で。
この花、匂いがほとんどしないのに、ショウジョウバエをよく捕まえます。
もしかすると、ワインレッドのキラキラにショウジョウバエを誘引する効果があるのかもしれません。