夏に葉を落としていたメセンブリアントイデス。
日があまり当たらない多肉棚下段の奥に押し込んでおりましたが、秋になって立派な葉を出してくれました。
実生2年目の株で、昨年よりも一回り大きくなっているようです。
実は、メセブリは寿命が短いという話を聞いてしまい、新芽を出してくれるか気が気ではありませんでした。
春に大量の種子を結実させてしまっていたので、体力的に危ないのではないかと。
どうやら杞憂だったようです。
メセブリの受粉は、始めはちまちま手作業で行っていたのですが、ある時からコハナバチがたくさん来るようになって、受粉の手伝いをしてくれるようになりました。
おかげで、咲いた花が全て結実してしまったのです。
コハナバチは毎度大量の花粉を持ち帰っていたので、ハチにとっても割の良いバイトだったと思います。
その結果、10株程のメセブリから採れた種子がこの量。
これで総量の3/4くらいだったりします。
これだけ種を作っても枯れる事は無かったので、来年も花が咲いたらハチに受粉のバイトを頼もうと思います。
春に採り蒔きした実生株も順調に育っています。
厳しい夏でしたが、室内で難無く夏越しできました。
室内管理なら、春蒔きでも大丈夫ですね。
初の秋蒔きもしてみました。
メセブリは秋蒔きの方が一般的です。
100粒ほど蒔いてみました。
蒔いたばかりなので、まだ発芽していません。
発芽するまで毎日ワクワクしながら眺めるのも実生の醍醐味ですね。