今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。
私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。
青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。
結果、発芽率が25%未満と激減しておりました。
他の場所には昨年採れた種子を蒔いてみたところ、発芽率は80~90%でした。
保存の仕方にもよると思いますが、パピラケアの種子の消費期限は1年くらいまでのようです。
採り蒔きだとほぼ100%出ていたので、鮮度は大事だなと改めて思いました。
クラッスラ・アウセンシス・チタノプシスです。
昨年採れた種子を蒔いてみましたが、80%くらい出ていると思います。
極小の種子でも1年くらいなら問題ないようです。
ダドレア・ヴィレンスの自家受粉した種子です。
蒔いて2週間ほどでポツポツ出てきました。
こちらが親株です。
1株から分頭したもので、他にダドレアの花は咲いていないので、自家受粉で間違いないと思います。
1ヶ月ほど前に蒔いたフィロボルス・エーンリエットです。
ちょっと芳しくないです。
種子をしっかり乾燥させて、秋蒔きした方が良かったかもしれません。
残った種子は秋蒔きして、結果を比較してみようかと思います。
少し前に、斑入りのメセンブリアントイデスから採れた種子を蒔いたところ、斑入りになりそうな芽が出た話を書きました。
大事に育てていたつもりだったのですが・・・
残念ながら枯れてしまいました。
葉緑素の少ない小さな芽を育て上げるのってホント難しいです。