石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

2023年・春実生

今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。

 

私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。

青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。

結果、発芽率が25%未満と激減しておりました。

他の場所には昨年採れた種子を蒔いてみたところ、発芽率は80~90%でした。

保存の仕方にもよると思いますが、パピラケアの種子の消費期限は1年くらいまでのようです。

採り蒔きだとほぼ100%出ていたので、鮮度は大事だなと改めて思いました。

 

クラッスラ・アウセンシス・チタノプシスです。

昨年採れた種子を蒔いてみましたが、80%くらい出ていると思います。

極小の種子でも1年くらいなら問題ないようです。

 

ダドレア・ヴィレンスの自家受粉した種子です。

蒔いて2週間ほどでポツポツ出てきました。

こちらが親株です。

1株から分頭したもので、他にダドレアの花は咲いていないので、自家受粉で間違いないと思います。

 

1ヶ月ほど前に蒔いたフィロボルス・エーンリエットです。

 発芽率は50%くらい。

ちょっと芳しくないです。

種子をしっかり乾燥させて、秋蒔きした方が良かったかもしれません。

残った種子は秋蒔きして、結果を比較してみようかと思います。

 

少し前に、斑入りのメセンブリアントイデスから採れた種子を蒔いたところ、斑入りになりそうな芽が出た話を書きました。

大事に育てていたつもりだったのですが・・・

残念ながら枯れてしまいました。

葉緑素の少ない小さな芽を育て上げるのってホント難しいです。