このどうかしている色彩の植物は、レノフィルム・グッタツムの赤斑株です。
お値段もそこそこしますし、いかにも難物っぽい見た目をしておりますが、育ててみた感じでは丈夫で育てやすい多肉植物だと思います。
一時期ハダニが付いてしまった事があったのですが、目立った傷もつかず、薬剤で防除できました。
2022年の過酷な夏も難無く乗り越えてくれました。
そしてこの多肉、葉挿しで簡単に増やす事ができます。
伸びた花芽の葉を使っても葉挿しができます。
今のところ、葉挿し成功率は100%。
そのうち価格が暴落するんじゃないかなぁと思っております。
雑な葉挿し用トレイ豆腐容器。
斑点模様の株は先祖返りしたレノフィルム・グッタツムです。
今のところ葉挿しで先祖返りする確率は30%くらいです。(母数が少ないので参考まで)
花芽から取った1cmに満たない欠片のような葉からも、芽が出てきています。
模様はまだ薄っすらとしか出ていませんが、ちゃんと赤斑株ですね。
混みあって徒長してしまう前に、大きくなった葉挿しを鉢上げしました。
先祖返りした斑点の株です。
これはこれで綺麗ですね。
赤斑株は、この斑点模様が荒ぶって繋がったもので、葉緑素が抜けてできる斑とは別物なんじゃないかと思います。
一番綺麗な赤斑株は陶器のおちょこへ鉢上げ。
和風の鉢とも合いますね。