この春に色々と試行錯誤してみた結果のご報告です。
水鉄砲ダニ退治
スプレーだと薬剤が届かないタイプのサボテンにダニが湧いてしまったので、水鉄砲でこそぎ落としてみました。
試行直後にダニは消えたものの、1週間ほど経つとアカダニが1匹、2匹と見つかるようになりました。
水鉄砲が直撃しないと効果がないので、撃ち漏らしたり、葉裏に隠れていたヤツが出てきたものだと思われます。
ただ、水やり替わりに水鉄砲を撃ち続ける事で、確実にダニの数は減らすことができました。
小さな実生苗の陽炎は、3回目の試行でダニを全滅させる事ができました。
今のところ、ダニが再発する気配はありません。
黄金司も3回目でダニはほとんど見なくなりました。
しかし、本日2匹発見しましたので、完全に退治はできておりませんでした。
大きめの株には隠れる場所も多く、水鉄砲だけで全滅させるのは難しいようです。
白く擦れてしまった地肌からもわかるとおり、数千匹がたかっているヒドイ状態でしたので、それから考えれば状態は劇的に改善したと思います。
幸い、黄金司にはスプレー薬剤が届くので、トドメに薬剤を散布すれば全滅させられるのではないかと思います。
ウサギゴケにエサやり
調子の悪かったウサギゴケに、線虫を投入してみました。
投入して一ヶ月くらいで効果が出るだろうと期待しておりましたが・・・
ほとんど効果は見られませんでした。
葉の減少が止まり、艶が出てきたので、若干の効果はあったようです。
セロペギアの自家受粉
セロペギア・シモネアエ・ノヴァの花の構造を調べ、自家受粉にチャレンジしてみました。
(一般的にガガイモ科は自家受粉しないとされています)
花粉塊の回収には成功したものの、めしべらしき物が見つからず、開花後しばらく経つとめしべが露出するのではないかと予想しました。
しかし、花に変化は見られず、4日後に花は落ちてしまいました。
残った軸にめしべが露出していないかも確認してみましたが、それらしいものは見つかりませんでした。
めしべが出てこないという事は、花粉塊を投入する穴がどこかにあると思うので、次に花が咲いたらじっくり探してみようと思います。