石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

珍しい後冴えのうぼんぼ錦

リミフォリアの水車です。

爽やかなライトグリーンの硬葉系ハオルチアです。

読み方は「みずぐるま」なのか「すいしゃ」なのか・・・。

個人的には「みずぐるま」の方がしっくりきます。

学名は[Haworthia limifolia var. ubomboensis]。

ウボンボエンシス。

良い響きですね、うぼんぼ。

 

何度か紹介しているリミフォリア・グラウコフィラと似ています。

左がグラウコフィラ。

グラウコフィラの方が、葉が細長くてデカいです。

色合いは水車の方が青白く、明るい色をしています。

 

水車の斑入り種、水車錦。うぼんぼ錦ですね。

ストライプ状の白斑が入る事で爽やかさに磨きがかかり、硬葉系ハオルチア界屈指の爽やかさを誇っていると思います。

この爽やかハオルチア、もう一つ面白い特徴がありまして、ハオルチアには珍しいハッキリした後冴え(のちざえ)なんです。

後冴えというのは斑の入り方のひとつで、成長するにしたがって斑が現れるタイプの事を言います。

曙斑の逆ですね。

新葉には、ご覧のように斑が入っていません。

斑が薄いというレベルではなく、完全に緑です。

 

葉がある程度成長すると、葉先からストライプ状の斑が現れます。

 

成長しきると、完全に縞模様の斑入りの葉になります。

不思議な斑の出方ですねぇ。