今年も自作の加温式育苗器を引っ張り出して、冬季実生を始めました。
今年は3鉢全部、コノフィツムのブルゲリを蒔きました。
ブルゲリは2年前にも蒔いているのですが、今年の猛暑で盛大に溶かしてしまい、3株しか残りませんでした。
置き場所や水やり等、反省すべき点が多かったのでリトライです。
今度こそ上手く育てたいです。
コノフィツムをはじめとした小さなメセンは、発芽してしばらくは1本の根がチョロっと伸びているだけで、この根を傷つけてしまうと枯れてしまう事が多いです。
ですので、今回は発芽してから2年くらいは植え替えない方針でいってみます。
いつもは赤玉土と砂で実生しているところを、鉢の下層に培養土、中層に赤玉土小粒、表層に砂という3層構造にしてみました。
下層に肥料分が含まれているので、当分は植え替えないで大丈夫なはずです。
種を蒔いて4日ほどで発芽が始まり、8日目には90%が発芽しました。
蒔いてから芽が出るまでが非常にワクワクする期間で、実生が止められない理由の1つであります。
10日も芽が出ないと不安に変わり、1ヶ月を過ぎると絶望に変わるんですけどね・・・。
まぁ、発芽は種子次第なところがあるので、ここまでは良いのです。
これからが栽培者の腕次第となるので、前回の経験と反省を踏まえて、1つでも多くのブルゲリを育て上げられるよう頑張ります。