純白の大理石と、セネシオ属の万宝、および斑入りグリーンネックレスの組み合わせです。
二段式の鉢を用いて、雪の積もる沢のようなイメージでアレンジしてみました。
万宝もグリーンネックレスも、株が少ないので寂しい感じがします。
グリーンネックレスが増えて、沢を流れ落ちるようになるとイメージ通りなのですが・・・。
両種ともに夏越しが難しいようなので、不安です。
もともとは夏を終えてから作る予定のアレンジだったのですが、急遽お迎えした万宝のおかげで今の時期での植え替えとなりました。
万宝は前回の記事で書いた、ホームセンターで投げ売りされていた株です。
青白く透明感のある葉が、純白の大理石とよく合います。
逆光で浮かび上がるストライプも美しいです。
斑入りグリーンネックレスは、メノウ鉢で育てている物を挿し木で移植しました。
一旦は別の鉢に植えたものの、急遽こちらに移転です。
ポリエステル綿で発根させ、鉢に植えた時の根の長さは5mmくらいでした。
今回掘り起こしてみると1週間程でずいぶん伸びていました。
大理石は埼玉の秩父産です。
石灰岩が熱によって再結晶化したもので、”結晶質石灰岩”が正式名称です。
結晶が大きいので、キラキラと光ります。
大理石といえば、高級な石材のイメージがありますが、関東の河原では比較的拾いやすい石です。
特に奥秩父では大量に産出するので、河原にゴロゴロ落ちています。
鉢はセリアの”white pack”というタッパー+白木の自作鉢です。
タッパーの大小を組み合わせて二段式にしました。
後ろは手抜きです。
後ろから見てもつまらない鉢なので、まぁ、いいかなと。
実は始めはタッパーのみの純白鉢だったのですが・・・
鉢の薄さが気になってしまうので、後から白木の外装を施しました。
木曜日からずっと雨予報だったので、その前に完成させたく、大急ぎで作成したため、寸法とやすり掛けが甘いです・・・。
もう少し丁寧に作るべきだったと少し後悔。
上段の両サイドと、いくつかの石は接着剤で固定しています。
石を積む時は、がっちり噛み合って動かないようでも、月日が経つと徐々に崩壊してくるので、接着は必須です。
プラスチック用ボンドを使うと、あとで綺麗に剥がせるのでお勧めです。
石が積みあがっていて重そうに見えますが、上段の鉢の下は発泡スチロールなので、見た目ほど重くはありません。