秋になると、毎年長野に鳥を探しに出かけます。
目的の鳥は、ムギマキという小さくて可愛らしい渡り鳥です。
相手は気まぐれで、空を飛べる小鳥ですから、行けば必ず会えるとは限りません。
それでも毎年足を運んでしまうのは、ムギマキがそれだけ魅力的だという事でしょう。
今年は運よくムギマキに会う事ができました。
その可愛らしい姿がこちらです。
スズメよりもずっと小さな鳥です。
つぶらな目と、派手過ぎない上品な色合いが魅力です。
こちらはオスの成鳥です。
オスは鮮やかな色合いをしています。
都市公園でも見られるキビタキに似ていますが、キビタキよりも優しい顔をしています。
ムギマキは、シベリア辺りから海を越えて日本にやってきます。
この後、また海を越えて東南アジアの方へ渡っていくそうです。
こんなに小さな鳥がそんな長距離を移動するなんて、本当にすごいと思います。
今回の撮影に使ったカメラは、いつも多肉撮影に使っている骨董品のコンパクトデジカメです。
撮影方法は、マクロ撮影について紹介したやり方と同じで、ルーペの代わりに望遠鏡をくっつけて撮影しています。