石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

キラキラメセンが美しい

冬型のメセン類は秋蒔きが基本です。

しかし、無謀にも春に蒔いてしまったメセン類。

今のところは順調に育っています。

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夏までに少しでも大きくなってもらおうと、1回目の植え替えをしました。

右半分がフィロボルス・エーンリエット、左上がドロサンテマム・エブレネウム、左下がマウガニー・ラツムです。

 

マウガニーは、7粒撒いて2つ発芽。

1つ分化不良で即消滅し、1つだけ生き残っています。

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青い矢印のヤツです。

小さいので夏を越せるのか、不安しかありません・・・。

 

フィロボルスとドロサンテマムは、双葉を展開してから間もなく本葉がニョキニョキと出てきました。

一時期流行っていたモニラリアにそっくりの、キラキラしたウサ耳です。

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この本葉が、大きくなるにしたがってキラキラ度を増し、西日を受けて輝くようになりました。

特にドロサンテマムは電飾されているかのような輝き方をします。

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どんな仕組みで輝くのか確かめるべく、マクロ撮影してみました。

まずはフィロボルスから。

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水泡のような物で覆われています。

この透明な粒には、ミネラル分を蓄えておく役割があるそうです。

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レンズ効果で集光して焦げてしまいそうですが、大丈夫なのでしょうか。

 

続いて、ドロサンテマム。

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透明な粒々が大きく、ほぼ球形にまで発達しています。

緑の宝石、ペリドットのようです。

この宝石が光を集約してキラキラ輝いていたのですね。