カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。
↓以前の記事はこちら
発芽から:883日目(3月22日)
イモがムクムク大きくなっています。
関東平野部で育てた場合、亀甲竜の成長サイクルは、7月~8月に新芽を出し、11月くらいまで葉を茂らせ、11月~翌5月くらいまでイモが大きくなるといった感じです。
葉はある程度ツルが伸びると増えなくなるので、肥料を与えるのは新芽が出てから10月までにして、以降は追肥無しで大丈夫です。
イモをデカくするのは葉で作ったデンプンなので、葉が増えなくなったら肥料をあまり必要としません。
今季成長した分は、ひび割れの層が明るい色になっているので一目で分かります。
亀甲竜の年齢は、ひび割れの年輪を数えれば分かりそうですね。
他のイモの半分くらいしか無かった落ちこぼれのイモです。
今期急成長して、一気に追いついてしまいました。
ひび割れを見ても、新しい層が大きく広がって急成長しているのが分かります。
この株だけ急成長した理由で考えられる事を箇条書きしてみました。
・新芽が出るのが早かった
・この鉢だけ土の量が多い
・ガイドが縦巻き
冬は太陽が低いので、縦巻きの方が日光が良く当たっていたのかもしれません。
成長が鈍った他のイモは、土の量にも問題がありそうです。
鉢の中を見てみると、下半分の給水層は、土が1割、根が9割・・・。
これでは効率よく給水する事ができません。
春が終わって葉が枯れ始めたら、土がたくさん入る大きな鉢に植え替えてあげようと思います。
|
|