石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

亀甲竜の実生⑮:イモが大きくなる季節

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。

 

↓以前の記事はこちら

亀甲竜の実生①:種まき・発芽

亀甲竜の実生②:発芽率

亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月

亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月

亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え

亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果

亀甲竜の実生⑦:発芽から10ヶ月

亀甲竜の実生⑧:休眠から目覚める

亀甲竜の実生⑨:発芽から1年

亀甲竜の実生⑩:腐らせない育て方

亀甲竜の実生⑪:大きく成長

亀甲竜の実生⑫:葉を落としたり落とさなかったり

亀甲竜の実生⑬:早くもお目覚め

亀甲竜の実生⑭:順調に葉を展開中

 

発芽から:883日目(3月22日)

イモがムクムク大きくなっています。

関東平野部で育てた場合、亀甲竜の成長サイクルは、7月~8月に新芽を出し、11月くらいまで葉を茂らせ、11月~翌5月くらいまでイモが大きくなるといった感じです。

葉はある程度ツルが伸びると増えなくなるので、肥料を与えるのは新芽が出てから10月までにして、以降は追肥無しで大丈夫です。

イモをデカくするのは葉で作ったデンプンなので、葉が増えなくなったら肥料をあまり必要としません。

 

今季成長した分は、ひび割れの層が明るい色になっているので一目で分かります。

亀甲竜の年齢は、ひび割れの年輪を数えれば分かりそうですね。

 

他のイモの半分くらいしか無かった落ちこぼれのイモです。

今期急成長して、一気に追いついてしまいました。

ひび割れを見ても、新しい層が大きく広がって急成長しているのが分かります。

この株だけ急成長した理由で考えられる事を箇条書きしてみました。

・新芽が出るのが早かった

・この鉢だけ土の量が多い

・ガイドが縦巻き

冬は太陽が低いので、縦巻きの方が日光が良く当たっていたのかもしれません。

 

成長が鈍った他のイモは、土の量にも問題がありそうです。

鉢の中を見てみると、下半分の給水層は、土が1割、根が9割・・・。

これでは効率よく給水する事ができません。

春が終わって葉が枯れ始めたら、土がたくさん入る大きな鉢に植え替えてあげようと思います。