石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

ラウイとスミシーの種を蒔く

自作の加温育苗器を使って実生している多肉植物達が、大きくなってきました。

f:id:haworthii:20220312144704j:plain

冬は害虫が少なく、カビも生えにくいので、温度さえなんとか出来れば実生しやすいと感じています。

 

1つの鉢に複数の種類を蒔いている上にラベルも付けていないので、蒔いた場所は記憶だけが頼りです。

個性的な多肉達なので、もし分からなくなっても、大きくなれば分かるかなと。

その個性的な多肉達の中で、早くもハッキリした特徴が出ているのがフリチアの菊光玉です。

菊光玉は、丸い棍棒状の葉のてっぺんに透明な窓がある、五十鈴玉を小さくしたような植物です。

f:id:haworthii:20220312150915j:plain

出てきたばかりの1mm程の小さな本葉に、もう窓がついているのです。

とても可愛らしい幼苗です。

 

3月も10日を過ぎたあたりから急に暖かくなり、そろそろ加温育苗器の出番も終わりかなと思います。

しかし、まだ空いたスペースがあったので、最後に2種類の種子を買って蒔いてみる事にしました。

買ったのは、エケベリアのラウイと、アエオニウムのスミシーです。

ラウイは白い多肉好きとしては、ぜひ育ててみたいと思っていたエケベリアです。

大きく育つエケベリアとの事で、場所の問題から手を出せずにいました。

しかし、種子がお安く売られているのを見つけてしまい、買ってしまいました。

アエオニウムのスミシーは、変わった特徴のあるアエオニウムで、一度実物を見てみたいと思っていました。

珍しい品種なので出会う機会が無く、それならば種子から育ててしまえとなった訳です。

実生は、珍しい品種も安価で手入できるのが大きな利点です。

リスクも多いですが・・・

スミシーは冬型なので秋に蒔いた方が良いのですが、秋まで我慢できずに蒔いてしまいました。

 

蒔いた種は2週間ほどで、芽が出てきました。

f:id:haworthii:20220312151325j:plain

ラウイとスミシーは、もしかしたら逆かもしれません💦 ←ラベル付けろ

※3/29追記:逆でした。青がスミシー赤がラウイです。

発芽率がとても良く、続々と芽が出ています。

質の良い種子で助かります。

これからの成長が楽しみです。