自作の加温育苗器を使って実生している多肉植物達が、大きくなってきました。
冬は害虫が少なく、カビも生えにくいので、温度さえなんとか出来れば実生しやすいと感じています。
1つの鉢に複数の種類を蒔いている上にラベルも付けていないので、蒔いた場所は記憶だけが頼りです。
個性的な多肉達なので、もし分からなくなっても、大きくなれば分かるかなと。
その個性的な多肉達の中で、早くもハッキリした特徴が出ているのがフリチアの菊光玉です。
菊光玉は、丸い棍棒状の葉のてっぺんに透明な窓がある、五十鈴玉を小さくしたような植物です。
出てきたばかりの1mm程の小さな本葉に、もう窓がついているのです。
とても可愛らしい幼苗です。
3月も10日を過ぎたあたりから急に暖かくなり、そろそろ加温育苗器の出番も終わりかなと思います。
しかし、まだ空いたスペースがあったので、最後に2種類の種子を買って蒔いてみる事にしました。
買ったのは、エケベリアのラウイと、アエオニウムのスミシーです。
ラウイは白い多肉好きとしては、ぜひ育ててみたいと思っていたエケベリアです。
大きく育つエケベリアとの事で、場所の問題から手を出せずにいました。
しかし、種子がお安く売られているのを見つけてしまい、買ってしまいました。
アエオニウムのスミシーは、変わった特徴のあるアエオニウムで、一度実物を見てみたいと思っていました。
珍しい品種なので出会う機会が無く、それならば種子から育ててしまえとなった訳です。
実生は、珍しい品種も安価で手入できるのが大きな利点です。
リスクも多いですが・・・
スミシーは冬型なので秋に蒔いた方が良いのですが、秋まで我慢できずに蒔いてしまいました。
蒔いた種は2週間ほどで、芽が出てきました。
ラウイとスミシーは、もしかしたら逆かもしれません💦 ←ラベル付けろ
※3/29追記:逆でした。青がスミシー、赤がラウイです。
発芽率がとても良く、続々と芽が出ています。
質の良い種子で助かります。
これからの成長が楽しみです。