粉を吹く多肉植物の葉に、白い模様のようなものが浮き上がっている事があります。
この模様は、ウォーターマークと呼ばれています。
こちらはダドレアのグリーニー。
白いラインのようなものがウォーターマークです。
葉が成長する過程で、葉の重なりや、季節による成長速度の違い等によって形成されるようです。
ちなみに、白いラインをウォーターマークと呼ぶのは日本だけで、本来はファセットラインと呼ぶのが正解のようです。
さて、このウォーターマークですが、私は別段魅力を感じていませんでした。
なんか粉の跡がついてるなーくらいに思っておりました。
趣味の世界の事ですから、価値観は人それぞれです。
ところが、育てているチワワエンシスにウォーターマークを見つけて、考えが一変しました。
ウォーターマークは良いものです。
こちらがそのチワワエンシス。
一見すると、ウォーターマークなんて無さそうですが、よく見るとあるのです。
ライトグリーンの葉の上では目立たなかった薄いウォーターマークが、紅葉で赤く染まった爪の上にクッキリと浮かび上がっていました。
小さな爪の上に描き出される繊細な模様が素晴らしいです。
爪のウォーターマーク、めちゃめちゃ綺麗です。