ベランダで多肉を愛でていた時の事、アロエの葉の上に緑色の小さな虫がいるのを見つけました。
全長2~3mm、まさかこの時期にアブラムシか?
しかし、よく見れば足が長く、キラキラと輝く緑色をしています。
これはウロコアシナガグモのお子様ではありませんか!
ウロコアシナガグモは、小さな羽虫を主食とするクモです。
あの憎きキノコバエやアザミウマを食べてくれる、頼れるガードマンなのです。
デカいクモは気持ち悪いですが、このクモは大きくなっても5mmくらいにしかなりません。
いつまでも小さいままで、ひっそりと多肉を守ってくれるのです。
(エサが無いと飛んで行ってしまいますが)
透けるような緑色の頭に、2列に並んだ8つの目が目立ちます。
そして、特筆すべきは名前の元にもなっているお腹のウロコ模様。
光を反射してキラキラと輝きます。
日本で一番綺麗なクモだと思います。
狭い多肉棚ですが、好きなだけ滞在していってください。