石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

氷点下と紅葉

昨日の夜、寝る前に気温予報を確認してみると、夜間の最低気温は1℃となっておりました。

現在、何の防寒対策もせずにセダムのミクロスタキウムをベランダに置いています。

-3℃を下回るようなら、何かしら対策をしようと思っていましたが、1℃ならば平気です。

安心して床に就きました。

 

しかし本日早朝、目を覚まして窓を開けてみると、凍えるような冷風が吹き込んできました。

これ、絶対に1℃なんてものではありません。

昨夜の気温を確認してみると・・・

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-4℃って。

天気予報を信用しすぎてはいけませんね・・・。

うちのベランダは、この天気予報の気温より下がる事が多いので、かなり危険な寒さです。

 

急いでベランダのミクロスタキウムを点検してみましたが、幸い、凍っているものはありませんでした。

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以前、一度凍らせてしまった株も、何のダメージも受けていないようですし、寒さには相当強いようです。

むしろ、氷点下に当てる度に赤紫色が深まり、美しくなっていくように思います。

この色が見たくて種から育ててきたわけで、あまり過保護にしてしまっては本末転倒かもしれません。

原産地はキプロス島標高1500m以上とのことで、調べてみると冬の最低気温は-5℃を下回るようです。

少なくとも関東の平野部よりはずっと寒いようなので、放置でも問題無さそうです。

 

ミクロスタキウム以外の植物は、夜間は寝室に避難させています。

寝るまではエアコンを入れているので、室温は18℃くらいになります。

紅葉しそうにない環境ですが、昼間は物干し竿の上でしっかり日光浴させている事もあって、綺麗に紅葉している多肉が多いです。

 

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我が家に来てもうすぐ1年になる100均チワワエンシスです。

爪から肩にかけて、赤く色付いています。

形も整い、綺麗に成長してくれました。

 

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シリウス × エボニーです。

プラスチックのような質感で、真っ赤に紅葉しています。

写真を彩度補正したかのような赤色ですが、そのままの色です。

紅葉していない部分は透けるようなライトグリーンで、この辺りはシリウス譲りでしょうか。

 

 

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春実生のクラッスラ・アウセンシス・チタノプシスです。

派手な紅葉ではありませんが、突起がピンク色に染まって可愛らしいです。

 

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サンバースト(左)と、エメラルドアイス(右)です。

両方とも同じ斑入りのアエオニウムですが、姿形に違いがあって面白いです。

 

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サンバーストは、斑の部分に黄色味があり、紅葉するとピンク色になるようです。

成長した葉には、中央に黒いラインが入っています。

カラフルで綺麗なアエオニウムですね。

 

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エメラルドアイスは、冬でも鮮やかなライトグリーンをしています。

紅葉する気配はありません。

白く縁取られた密度の高いロゼットがとても美しいです。

紅葉した多肉の中に置くと、若々しい緑色はむしろ目を引きます。