9月24日に多肉植物の種蒔きをしました。
例年なら秋の実生は9月頭くらいから始めるのですが、今年はいつまでも最高気温30℃を下回らず、3週間ほど後ろにずれ込む事となりました。
早く蒔いた方が秋に成長させる時間が長くなるので、なるべく早く蒔きたいのですが・・・年々秋が短くなっているようで困ります。
蒔いたのは今年収穫したフィロボルス・エーンリエット、フォーカリア・怒涛、セダム・ミクロスタキウム、セダム・スアベオレンス。
加えて購入したディッキア・アイス、エケベリア・ルテアです。
花殻を捨てる前になんとなく逆さにして叩いたみたら種が出てきて驚きました。
そういえば、いたずらにミクロスタキウムの花粉の付いた筆をコショコショやったような記憶があります。
こちらがミクロスタキム。
どちらもセダムらしくないセダムなので、交配できていたら面白そうです。
単に自家受粉で結実しただけかもしれませんけども。
フィロボルスは7日目に発芽が始まり、続々と上がってきています。
春に採り蒔きした時よりも動きが良いです。
春は白っぽかった種が、しっかり乾燥して黒っぽくなっていたので、それが良かったのかもしれません。
フォーカリア・怒涛は3日目で発芽が始まり、10日ほどでほぼ全部芽が出ました。
マイナスネジみたいな双葉です。
緑のキノコのようにも見えますね。
フォーカリアは暑さ寒さに強く、実生も比較的簡単なので、実生入門としてオススメの多肉植物です。
ディッキア・アリゾナ選抜種アイスの種子です。
ディッキアは初めての実生です。
種は羽付きというか、バリ付きというか、平べったい種でした。
播種4日目に発芽が始まりました。
アロエやハオルチアのようなシュッとした単葉が出るかと思っていたら、水芭蕉のような丸まった1枚葉が出てきて驚きました。
よくよく調べてみたらイネ目パイナップル科という事で、アロエやハオルチアとは全然違う種類なんですね。
見た目が似ているからといって、アロエのつもりで育てたら痛い目を見るところでした。
耐陰性のあるアロエとは違って、日光大好きみたいです。
10日目には8割方出ました。
ディッキアは大きくなるので育てる場所が無いからと買うのを控えていたのに、こんなに出てどうするんでしょう・・・。
実生やってるとよくある発芽しすぎて嬉しい悲鳴。