昨年の秋の終わりごろに、笹の雪というアガベを園芸店で目にしました。
白いラインの入った小さなアガベで、一目で気に入りました。
小型のアガベとの事で、狭いベランダでも育てられそうだったのでレジに持っていこうとしましたが、念のためどのくらいまで育つのかを検索して愕然としました。
栽培下で30~40cm、原産地では70cmに達するものあるとのこと。
小型とはいえ、やはりアガベはデカいです。
狭い我が家ではちょっと無理そうです・・・。
それからアガベには手を出さないようにしていたのですが、笹の雪をさらにコンパクトにした姫笹の雪という品種がある事を知りました。
姫笹の雪ならば育てられそうです。
さっそくフリマアプリで購入してしまいました。種子を。
たくさん買うと後々大変なことになる可能性があるので、5粒です。
大きさは4mmくらい。
粉のような種子ばかり相手にしてきたので、すごく大きく感じます。
お値段は200円オフクーポン使用で120円。
120円で5株も手に入ってしまうのです。コスパ最高!
注)種を買うときは、全部発芽して全部育つと思ってはいけません。
さっそく、粒子の大きめの砂に蒔いてみました。
5粒しかないので、鉢を仕切って蒔きました。
空いた場所には、自宅で採れたハオルチア交配の種を蒔いておきました。
それから、わずか2日後。
全て発芽しました。
優秀な種子で助かります。
実生ネタをもう一つ。
以前クラッスラを適当に交配してみたというお話をしました。
白妙、アウセンシス・チタノプシス、エレガンス系、茜の塔をランダムに交配してみたのです。
この内、白妙とエレガンス系から種子が採れました。
大きさ0.2mmくらいの粉です。
このサイズだと、きちんと結実しているのか、潰れているのかの判断が難しいです。
結実していると信じて、細かい砂の上に蒔いてみました。
こちらは種を蒔いた翌日に芽が出ました。
ランダムに交配したので親が誰なのかわかりませんが、個性的なクラッスラの交配なので、見たこともない多肉に育つ可能性が高いです。
どんな株になるのかワクワクします。
商業的な交配でこんな雑な事をしたら怒られそうですが、趣味でやってる事なので、こういう楽しみ方もアリかなと思います。