今日の朝はどんよりとした曇り空でした。
こんな日は多肉の写真を撮っても綺麗に写らないので、写真は撮らずにメセンブリアントイデスの種回収だけするつもりでベランダに出ました。
・・・メセブリの上になんかいますね。
おお、誰かと思えば老師ではないですか。
白い眉毛とあごひげが特徴のマミジロハエトリグモという名のクモで、虫を片っ端から食べてくれるので老師とお呼びして重宝しています。
以前紹介した事のあるデーニッツ先生のお仲間ですね。
顔を上げると白いポンポンを持っているようにも見えます。
老師、なかなか可愛い所もありますね。
つぶれたメセブリをアップで撮ると電子顕微鏡写真みたいに見えて面白い事も判明。
科学雑誌とかによく載ってます、こんな写真。
目は4対8個もあって、視野が恐ろしく広いです。
ただ興味のある物には必ず正面の2つの目を向けるので、他の目は補助的な役割だと思われます。
老師は動きが俊敏でジャンプが得意なので、油断していると一瞬で姿が消えて見失う事があります。
消えたと思って周りを探してみると・・・
こんなとこにいました。
さすが老師。
黒ずくめな事もあって、すごく忍者っぽいです。
メセブリ周りは益虫が多いので、ハナアブやコハナバチあたりはできれば見逃してもらえると助かります。