石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

松露玉の実生④:発芽から2ヶ月

世界一小さなサボテン、松露玉の実生の経過です。

 

↓前回の記事はこちら

松露玉の実生①:種まき・発芽

松露玉の実生②:痛恨のミスと新たな発芽

松露玉の実生③:追加の撒種と発芽率

 

発芽から:62日目(12月28日)

f:id:haworthii:20201230153650j:plain

中央の苗が、発芽から2ヶ月経った苗です。

1ヶ月前と大きさはあまり変わりませんが、表面にツヤが出て安定感が出てきた感じがします。

刺座(てっぺんの白い点)もハッキリしてきました。

他の2つは1ヶ月前に追加で撒いた種から発芽したものです。

こちらは透明感があり、少し頼りない感じです。

 

【後発組】発芽から:39日目(12月28日)

f:id:haworthii:20201230154728j:plain

後発組は発芽から1ヶ月が経ちました。

水やりや乾燥具合を試行錯誤していく中で、いくつかが消滅してしまいました。

発芽したのが24、生き残りが20、うち瀕死なのが2つです。

 

6時間以上乾燥した状態が続くと干乾びてしまう株が出てきます。

また、水没した状態が長く続くと、黄色くなって溶けてしまうものが出てきます。

保水力のない石の上で、適度に湿った状態を維持するのが難しいです。

 

f:id:haworthii:20201230155737j:plain

メノウの上で発芽させた株は、全て生き残っています。

毎日、朝晩に湿り具合をチェックしており、1度でもサボると全て消滅する可能性が高いです。

サボテンを育てるというより、小鳥の雛を育てている感覚に近いです。

 

f:id:haworthii:20201230160147j:plain

周りの寒水砂に蒔いて、発芽した株です。

寒水砂は多少保水力があるので、こちらは2、3日放置しても大丈夫なようです。

ただ、油断して水没させたり乾燥させたりして、いくつかの苗を消滅させてしまいました。