石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

芸術的な多肉植物:レノフィルム・グッタツム(赤斑)

レノフィルム・グッタツム(赤斑)です。

葉挿しで増やしたもの中から模様が一番綺麗だったものを選び、陶器のおちょこに植えたものです。

どことなく和を感じさせる多肉なので、おちょこ鉢とも良く合います。

 

一年前に植え付けた時の姿です。

昨年の猛暑も難無く乗り越え、大きく成長してくれました。

レノフィルム・グッタツムは、難物そうな見た目をしておりますが、暑さ、寒さに強く、強光にも強いです。

丈夫で育てやすいので、初心者の方にもオススメの多肉植物です。

 

レノフィルム・グッタツムは春の成長期になると新しい葉が出てきます。

この若い葉が色鮮やかで一際美しいです。

赤い絵の具を筆で塗りたくったかのような芸術的な模様です。

生物界における模様は左右対称かパターン化されているかのどちらかなんですが、なぜこんな例外的な模様が現れるのでしょうか。

 

一部、蛍光ピンク色になっている部分がありました。

斑(赤斑模様ではなく、色素抜けの斑)が入るとこんな色になるようです。

葉挿しによる繁殖も容易ですし、そのうちショッキングピンクのレノフィルム・グッタツムも市場に出てくるかもしれません。