ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違いを検証した結果です。
30日目までの発芽数です。
7日目 | 14日目 | 30日目 | ||||
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8~20℃ | 20~28℃ | 8~20℃ | 20~28℃ | 8~20℃ | 20~28℃ | |
ワインカップ | 0/20 | 1/20 | 0/20 | 1/20 | 0/20 | 1/20 |
ブルゲリ | 8/50 | 25/50 | 35/50 | 48/50 | 35/50 | 48/50 |
ワインカップは結局1つしか発芽せず、温度による発芽率の違いは分かりませんでした。
発芽した1苗は健在ですので、大事に育てていこうと思います。
ワインカップは発芽の温度条件が外れていたのかと思い、新たに冷蔵庫の野菜室(5℃)と、温度を上げた加温育苗器内(24℃~34℃)に置いて発芽するか調べてみました。
土を冷蔵庫に入れると家族に嫌がられるので、種子は湿らせた脱脂綿に乗せました。
それぞれ3週間放置してみましたが、どちらも発芽しませんでした。
酸に浸けたりもしてみましたが、そちらも発芽せず。
全滅なら不稔の可能性を疑うのですが、1つ発芽しているんですよね・・・。
ワインカップ難解すぎます・・・。
ブルゲリは、冬季室内(8~20℃)では35/50、加温育苗器内(20~28℃)では48/50という結果でした。
明らかに加温育苗器内の方が発芽率が高かったです。
その後の成長にも大きな差が出ました。
無対策の室内で育てた方は低温時に白っぽくなってしまうものが出てしまい、やがて消えてしまいました。
現在残っているのは3苗だけです。
育苗器内の苗は全て健在で、室内置きのものより大きく育っています。
ブルゲリに関しては、冬季に実生するなら、なんらかの温度対策は必要という結論になりました。
適温期に種子を蒔く事の重要性を改めて認識できました。