石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

五色に紅葉するハオルチア

多肉植物が鮮やかに紅葉する季節になりました。 我が家でも、エケベリア、セダム、クラッスラが赤く色付き、多肉棚を賑やかにしてくれています。 紅葉の美しさに関しては、やはりベンケイソウ科の独壇場ですね。 しかし、今、紅葉している多肉植物の中で一番…

今年の秋の実生は控えめ

今年の秋も多肉植物の種を蒔きました。 蒔きたい品種はたくさんあったのですが、育てる場所が無いので3種類で我慢しました。 実生は無計画にたくさん蒔いてしまうと、全部育ってしまった時に場所の確保に頭を悩ませることになります。春に思い知りました。 …

10月に葉焼けさせてしまった多肉植物

今年は残暑が厳しく、夏越しが終わったと油断したところに強烈な日差しが襲い、葉焼けの被害を続出させてしまいました。 被害は9月20日以降に発生し、10月上旬が一番酷かったです。 多肉歴は3年程度ですが、秋にこれほどの葉焼け被害を出してしまったのは始…

2つのクロラカンサ

地味な硬葉系ハオルチアの中でも特に地味な品種に、クロラカンサというものがあります。 和名は「星紫」と綺麗な名前ですが、窓も無く、模様も無く、まぁ草ですよね・・・。 紅葉させると中心部付近が赤紫色に染まるそうです。 ポコポコ増えるので、以前株分…

色付いてきたエケベリア

秋の深まりと共に、エケベリアが色付いてきました。 我が家には実生中の幼苗を除くと、エケベリアは5種類しかありません。 それでも、夏とは別物になっている物から、あまり変わらない物まで様々で面白いです。 夏の姿と今の姿を見比べてみます。 チワワエン…

ムギマキ探しの旅:2021年・秋

ムギマキを探しに長野のお山に行ってきました。 ムギマキというのは小さな渡り鳥の名前で、毎年秋に長野に探しに行くのが恒例となっています。 前日の夜のうちに目的地まで車を走らせ、車泊して早朝から鳥探しを始めます。 今年はやけに冷えるなと思っていた…

ハオルチアの胴切り

背が伸びて少々不格好になってしまったハオルチアを、胴切りする事にしました。 胴切りするのは、次の3品種です。 左下がエメラルドLED、上中央がブラックベルディアナ、右下がリミフォリア不明種です。 まずは、エメラルドLEDから。 背が高いので、2段階で…

琴線に触れてお迎えした3品種

このところ、ボロボロの多肉を買った話を続けてしまいましたが、別に見切り品をレスキューするのが趣味なわけではなく(そういう趣味も楽しそうですが)、普通に綺麗な状態の多肉も買っております。 この秋に、園芸店で見かけてつい連れ帰ってきてしまった3…

またボロボロのアエオニウムを買ってしまった

またボロボロのアエオニウムを買ってしまいました。 前回、見切り品は月に1つまでしか買わないとか言ってなかったか?と思われるかもしれませんが、違うんです。 今回は、ダイソー多肉なので、見切り品ではないのです。←自分への言い訳 先日、ダイソーさんに…

見切り品が熱い季節

9月中旬から10月にかけては、多肉植物の見切り品が熱い時期です。 暑さの厳しい夏に売れ残ってボロボロになってしまった多肉達が、秋の新入荷と共にお店の隅っこに追いやられ、値下げ札をペタペタ貼られてしまうのです。 この可哀そうな多肉達の状態を見定め…

良いモノを買って正解だった園芸道具

私は園芸に使う道具は100円ショップで買う事が多いです。 品数も豊富ですし、何より安いのが魅力です。 しかし、なんでも100円ショップで買ってしまうというわけでもありません。 100円ショップの商品は、なにせ100円ですから、耐久度や精度は期待できません…

初めての実生⑨(終):実生成功

去年の6月に蒔いたパピラケアの実生の記録、最終回です。 ↓以前の記事はこちら 初めての実生①:種まき・発芽 初めての実生②:種まきから1ヶ月 初めての実生③:種まきから2ヶ月 初めての実生④:種まきから3ヶ月 初めての実生⑤:秋撒きの開始と日当たりについ…

早春実生のサボテンを小鉢に植え替え

今年の早春に自作育苗器を使って実生したサボテンを植え替えました。 当初はセルトレイに植え替えようと思っていたのですが、セルトレイに植えると室内に置けず、愛でる機会が激減する事がエケベリアの植え替えで発覚。 サボテンの子供は小さくて場所を取ら…

緑色でも可愛い多肉植物

最近、多肉植物の人気が高まっているようで、テレビや雑誌で特集されているのを目にするようになりました。 紹介されるのは、エケベリアやセダムなどの、いわゆる可愛い系の多肉植物で、年中緑色の硬葉系ハオルチアやサボテンなんかは蚊帳の外のようです。 …

クリーチャーを買う

クリーチャーを買ってしまいました。 フォーカリア・怒涛 口を開けた怪物のような迫力のある多肉植物です。 赤怒涛といわれるタイプで、口の中に赤紫の突起やらヒダやらが生えていて、グロテスクな姿になっています。 紅葉が進めば、もう少し赤さが増してく…

実生苗のエースの方々

春に蒔いた多肉植物の種。 発芽してから半年あまりが経ちました。 秋になったので、大きくなってきたものは順次セルトレイに植え替えをしています。 ただ、全部セルトレイに植えてしまうのも味気無かったので、各実生苗の中で特に大きく育ったエースの方々に…

パキポディウムに手を出す

今年は色々な多肉植物の実生に挑戦しましたが、手を出すのは止めておこうと決めていた植物があります。 アストロフィツムの兜丸と、パキポディウムです。 どちらも魅力的で奥が深そうな植物なので、ある程度実生に慣れてきてから、腰を落ち着けてじっくり育…

動く多肉植物

昨日見た多肉植物が、今日全然違う形になっていたらギョッとしますよね。 そんな奇怪な体験ができる多肉植物があります。 アボニア属のパピラケアです。 以前にもパピラケアが動くという記事を書いたことがあるのですが、成長と共に動きが大胆になってきまし…

亀甲竜の実生⑧:休眠から目覚める

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月 亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月 亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え 亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果 亀甲竜の実…

ミクロスタキウムの実生:2回目の植え替え

5月に蒔いたレアなセダムのミクロスタキウム。 6月中旬に1回目の植え替えをしました。 6月16日 下3つがミクロスタキウムです。 ちなみに、上はブラックエボニーです。 ミクロスタキウムの実生に関しては情報がまったく無いので、完全に手探りの育成です。 青…

銀月がカビてしまった時の対処

無傷で夏越しさせる事ができた大切に育てている銀月。 銀月の一番の魅力はその白さですから、できる限り汚したくありません。 我が家のベランダは屋根があるものの、強い風が吹くと吹き込みで植物が濡れてしまいます。 銀月に限っては、風が強い日は室内に取…

2021年の夏越し総括

朝晩は半袖では寒いくらい涼しくなり、すっかり秋めいてきました。 動き出す多肉達も増え、もう夏越しは終わったと考えても良さそうです。 今年の夏も、被害ゼロで乗り切る事ができました。 優秀な多肉達で助かります。 枯れなかったとはいえ万事順調とはい…

軟葉系ハオルチア【成長記録:2021年・夏】(終)

■■ オブツーサ・雪景色・阿寒湖・アトロフスカミュータント ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際、および南向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(12日~15日に1回程度) 追肥:無し 遮光:50%程度 軟葉系ハオルチアの成長記録です。 …

硬葉系ハオルチア【成長記録:2021年・夏】(終)

■■ ルテオローザ・竜鱗・錦帯橋・リミフォリア ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際、および南向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(12日~15日に1回程度) 追肥:無し 遮光:50%程度 硬葉系ハオルチアの成長記録です。 直射日光には…

サボテン【成長記録:2021年・夏】

■■ 仏頭姫春星・白菱・麗蛇丸・黄金司・日の出丸・ペルヴィアナス ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 南向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(12日~15日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し マミラリア属の仏頭姫春星、白菱、黄金司、 ギムノカリ…

パピラケア【成長記録:2021年・夏】(終)

■■ パピラケア ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きのベランダ 水やり:土が乾いてから少量(5日~10日に1回程度) 追肥:薄い液肥(7月始めに1回) 遮光:50%程度 アボニア属パピラケアの成長記録です。 育成が安定しており、大きな変化が見られ…

ピレアグロボーサ【成長記録:2021年・夏】

■■ ピレアグロボーサ ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土の表面が乾いてから(3日~5日に1回程度) 追肥:無し 遮光:50%程度 ピレア属のセルピラケア・グロボーサの成長記録です。 水やり多めで、50%程度の遮光をして育てて…

ノベリー【成長記録:2021年・夏】

■■ ノベリー ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(10日~14日に1回程度) 追肥:無し 遮光:50%程度 ユーフォルビア属のノベリーの成長記録です。 水は月に2、3回程度与えています。 夏が好きなユーフォルビ…

斑入りグリーンネックレスと万宝【成長記録:2021年・夏】

■■ 斑入りグリーンネックレス・万宝 ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際 水やり(グリネ):土の表面が乾いてから(4日~7日に1回程度) 水やり(万宝):土が完全に乾いてから(7日~10日に1回程度) 追肥:無し 遮光:75%程度 セネシオ…

銀月【成長記録:2021年・夏】

■■ 銀月 ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 南向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(10日~14日に1回程度) 追肥:無し 遮光:無し セネシオ属の銀月の成長記録です。 断水はせず、月に2、3回の水やりをしています。 日当たりの良い南向きの窓際に…