石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

2024-01-01から1年間の記事一覧

部屋で実生苗の植え替え:2024年春②

実生苗の植え広げの続きです。 2023年秋蒔きのフライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうどころか、よく見れば乗り上げてしまっているのもいますね。 早急に植え広げる必要があります。 用土に使っている砂は、乾燥させるとサラサラと…

部屋で実生苗の植え替え:2024年春①

ひどい花粉症で屋外で作業ができないので、部屋で実生苗の植え替えを進めています。 部屋で土いじりする時は、粉塵が大きな問題になるので、水洗いして粉塵を完全に取り除いた土を使っています。 水洗いするのは手間ですが、部屋を粉っぽくするわけにいかな…

【実生検証】ワインカップとブルゲリの温度による発芽率の違い(途中経過)

10日ほど前に、クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)を自家受粉させてできた種子を蒔いてみたという話をしました。 その途中経過です。 種子は加温式育苗器(20~28℃)と室内置き(8~20℃)の2ヵ所に分けて蒔き、発芽率の違いを検証してみました。 スペ…

ごった煮交配クラッスラ

2年前に数種類のクラッスラをごった煮交配したハイブリッドな方々です。 ブロウメアナっぽいのが幅を利かせています。 ブロウメアナにはちょっと花粉提供してもらっただけのはずなんですが・・・。 小さな苗がブロウメアナ(仮)に埋もれてしまっているので…

魔眼・ウィッテベルゲンセ

昨年末あたりから、コノフィツムにやたらと食指が動くようになりました。 気に入った物をいくつか購入しましたが、欲しいコノフィツムは後を絶たず、かと言って気軽に買えるお値段でもなく・・・。 亡き祖父がメセンマニアだったので、コノフィツム沼が相当…

小さくて可愛いクラッスラ:アウセンシス・チタノプシス

昨夜は風の音がうるさくて何度も目が覚めてしまい、寝不足気味です。 前日に強風対策はしていたので、多肉被害の心配が無かったのが幸いでした。 対策していないと、鉢が飛ばされないか不安で、風音が強くなる度にメンタルに来るんですよね・・・。 クラッス…

ブルビネ・マルガレサエの植え替え

関東地方は今日の夕方から明日にかけて突風が吹きそうな気圧配置だったで、朝のうちに強風対策をしておきました。 水やりをして鉢を重くし、背の高い多肉は地面の物陰へ。 万が一にも損傷させたくない多肉は室内避難です。 先週末の植え替え作業の続きです。…

ピーチパーフェクト始動とドロサンテマムのうれしい誤算

ここのところ、暖かい日が続いています。 関東南部の週間天気予報では最低気温15℃なんてのも見えており、いったいどうなっているのでしょうか。 立春を迎えたとはいえ、まだ2月中旬ですよ。 多肉も春を感じているようで、オロスタキス属のピーチパーフェクト…

クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)の実生に挑戦

クラッスラ・ウンベラ(通称ワインカップ)です。 昨年末にヨレヨレの株をお安く買ったものですが、手厚い看護の甲斐もあって花が咲くまで回復してくれました。 自家受粉してくれたら儲けものと、こしょこしょやっておいたところ、めでたく結実して種子が採…

多肉棚を見回っていて目についた多肉

今日は特に脈絡も無く、目についた多肉をいくつか。 白雪ミセバヤです。 白雪の名の通り白っぽい品種なんですが、甘やかして育てている為、緑緑しております。 元々中央のカット苗一株をオマケで頂いたもので、増やそうと激甘管理をしたらこんな姿になりまし…

ニパドラの紅葉?

ペペロミア・ニパドラです。 葉が黄色っぽくなってしまいました。 普段は室内に置いているので寒さによる影響という事は考えにくく、おそらく日当たりが良すぎたせいかなと思っています。 成長点付近は緑色で、ツヤツヤしています。 調子が悪いわけではなさ…

ハイデルベルゲンシス錦って何者?

ハイデルベルゲンシス錦の名前で買ったハオルチアです。 黄斑が綺麗に入った美しいハオルチアだと思います。 去年の秋ごろに韓国から沢山入ったようで、斑入りのハオルチアとしては格安で出回っているようです。 さて、このハオルチア、ハイデルベルゲンシス…

真珠のように見えるパキポディウムの幼苗

パキポディウム・恵比寿笑いの幼苗です。 去年の冬に蒔いたので、丸1年の株です。 1歳にしてはちょっと小さめかなという気もしますが、まぁ枯れなければ全然OKです。 本格的に寒くなる前に室内に移したので、まだ葉が落ちきらずに残っています。 その為か、…

100円ショップのプラカップ&紙コップで作る室内用多肉鉢

DIY

今日は100円ショップのSeriaで多肉植物用の鉢を買ってきました。 はい、鉢とは名ばかりのプラカップ&紙コップです。 プラカップはミニクリアカップ85ml、25個入り110円。 カップの内径は5.5cmです。 2号鉢よりちょっと小さいくらいですね。 小さな多肉を植…

ストリクチフローラ・ノヴァの変化

ストリクチフローラ・ノヴァです。 白っぽい葉に黒いエッジという美しい品種です。 葉の形も独特で、艶っぽいエケベリアだと思います。 もっと攻めればより白く、エッジは黒くなるのですが、今年は暖冬という事もあって紅葉には期待せず、甘やかし気味に育て…

光る激レア多肉「つらら(仮)」

実生(タネから植物を育てる事)していて偶然生まれたメセンブリアントイデス錦(Bulbine mesembryanthoides variegata)です。 透明感が凄まじく、肉厚にも関わらず光を簡単に透過します。 このメセブリ、夏になると葉を落として地上部は全て枯れるのですが、…

もっと人気が出ても良いと思うハオルチア

ハオルチアのクロラカンサ・サブグラウカです。 私的にはハオルチアの中でも有数のカッコよさだと思っています。 しかし、この草、人気無いんですよね・・・。 メルカリに出しても売れませんでしたし、他に出品されているのも見かけません。 多肉植物:ハオ…

続・十二の巻が好き

以前紹介した事のある、特別な品種名の無い十二の巻です。 普通の十二の巻とは明らかに違うので、無銘・十二の巻と呼んで育てています。 群生させたら絶対に綺麗になると思ったので積極的に増やしているのですが、成長の遅い硬葉系ハオルチアという事もあっ…

オロスタキス属ピーチパーフェクトの冬越しの仕方

オロスタキス属ピーチパーフェクトです。 見事に枯れ上がってますね・・・。 3℃以下で外に置いておくと、だいたいこんな感じになります。 しかしこれ、死んでいるわけではありません。 これが、ピーチパーフェクトの越冬姿なんです。 枯れたと思って捨てては…

ラウイを条件を変えて撮ってみる

多肉植物の写真を撮る時は、できるだけ晴れた日の明るい昼間を狙って撮る事が多いです。 ただ、あまりに光が強すぎると、陰影がクッキリしすぎて綺麗に撮れない事があります。 特に白い多肉は撮るのが難しいと感じています。 実際に真っ白なエケベリア・ラウ…

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子

2023年に蒔いた多肉・サボテンの幼苗の様子です。 フライレア・豹の子(Frailea pygmaea)です。 おしくらまんじゅうしております。 1つの鉢に蒔きすぎました。 3年前にも海外輸入物のフライレアの種子を蒔いた事がありまして、その時は1つも発芽しませんで…

今シーズン初の多肉一斉室内避難

今夜の最低気温が-4℃の予報だったので、ベランダの多肉を一斉室内避難させる事にしました。 -4℃というと、寒さに強い多肉ならギリギリ耐えられそうなラインですが、過去に予報を信じて凍らせたことがあるので、予報±3℃の-7℃を想定しての一斉避難です。 部屋…

赤が目を引く多肉植物(ただしベンケイソウ科は除く)

今年は暖かい日が多いですが、夜間はさすがに冷え込むようになりました。 多肉植物も紅葉が進み、多肉棚は鮮やかな色に染まって賑やかになってきました。 中でも赤い多肉はよく目立ち、一際目を引きます。 赤く染まっているはエケベリアやセダムなどのベンケ…

シャワーでの水やりとゲリラ豪雨の水量

先日園芸店を訪れた際、アルバイトと見られるお嬢さんが、ラウイ満載のトレイにシャワーで水やりをしていました。 結構な勢いでシャワーをぶっかけてまして、ラウイにそんな勢いで水かけないでーと心の中で叫んでしまいました。 お仕事は効率も大事ですから…

真冬に花を咲かせている変わり者

多肉植物は春に花を咲かせるものが多いです。 夏や秋に咲くものもそこそこいますが、中には真冬の1月に花を咲かせている変わり者もいます。 フォーカリア・赤怒涛です。 寒風吹きすさぶ中、鮮やかな黄色の花を咲かせています。 フォーカリアは、毎年12月~1…

AIに無茶振りしてみる

このブログでもお世話になっている「はてなブログ」に、AIタイトルアシストという機能が付きました。 今のところ使う気はありませんが、何度か無料で使えるらしいので、AIに無茶振りして遊んでみる事にしました。 検索しても分からないオリジナル交配多肉の…

辰年なので亀甲竜からスタート

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 今年は辰年ということで、亀甲竜の話題から。 南向き窓際最上段の一等地を占領している亀甲竜です。 2020年10月に種を蒔いて、5株が育っています。 比較的暖かい関東地…