石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【ハオルチア】

名前が間違っていたリミフォリア

2020年の秋に、見切り品として投げ売りされていた、こちらのリミフォリア。 札にリミフォリア v.ニグラと書かれていたので、ずっとv.ニグラだと思っていました。 丸一年育てて形も整ってきたので、今年の冬はスパルタ管理に切り替えたところ・・・ 赤銅色に…

2022年早春:実生多肉の様子

前回は実生サボテンの様子をご紹介しましたが、今回はサボテン以外の実生多肉の様子です。 ブルゲリ 一時期やたらと高騰していたブルゲリの種子ですが、最近だいぶお安くなってきたので、お手頃価格で売られていた種子を購入しました。 加温式育苗器を使って…

十二の巻を葉先まで綺麗に育てるには

硬葉系ハオルチアの代表格、十二の巻。 十二の巻系「松の雪」 シャープな葉をしたカッコイイ多肉植物です。 十二の巻は、葉先が枯れこんで茶色くなってしまう事があります。 こうなってしまった葉は元には戻りません。 葉先が枯れても全体的に枯れてしまう事…

雑な葉挿しを植え替える

多肉植物は、植え替えの際に葉がポロっと取れてしまう事があります。 多肉植物を育てている方で、この葉を躊躇なく捨てられる人は少ないのではないでしょうか。 私も捨てることができず、成功率が低いとされている種類でも、とりあえず葉挿しを試しています…

面白い模様の硬葉系ハオルチア

私の住んでいる場所近くのアメダス観測データによると、昨夜の最低気温は-5.8℃だったようです。 比較的暖かい関東平野部なのですが、立春を迎えても、まだまだ油断できませんね。 幸い、気温予報は信用しておらず、放射冷却の強そうな夜はほぼ全ての多肉植物…

オブツーサが綺麗になってきました

ハオルチアのオブツーサ・トゥルンカータが綺麗になってきました。 昨年の夏前に、窮屈になったトゥルンカータを全部抜いて、大きめの株を里子に出しました。 里子に出せないような小さな株は、まとめて植え直しておきました。 子株の数が多かったので、植え…

昨年蒔いた実生多肉いろいろ

昨年蒔いた実生多肉達の様子です。 ブラックエボニー(黒壇エボニー) 昨年5月に蒔いてから8ヶ月が経ちました。 夜間は室内に入れている事もあって、冬でもゆっくりと成長しています。 爪先が良い色になり、形もエボニーらしくなってきました。 いくつか葉色…

あの多肉は今

過去のブログを読み返してみると、1度しか登場していない植物や、後追い記事を載せていない植物が多い事に気付きました。 ブログの場合、わざわざ枯れてしまった事を書く人も少ないので、しばらく登場しないと枯れてしまったのだろうと思われるかもしれませ…

黒がカッコイイ多肉植物

多肉植物は、寒くなってくると鮮やかに紅葉するものが多いです。 赤や黄色のカラフルな色が目を引きますが、中には黒っぽくなる多肉植物もいます。 黒っぽい多肉は華やかさはありませんが、カッコイイものが多いです。 ストリクチフローラ・ノヴァ 一ヶ月前…

高すぎる車検と石磨き

先日、車検の見積もりに行ってきました。 走行距離8万Km程度の軽自動車で、少々ガタがきているので、10万くらいの出費は覚悟していたのですが・・・ 22万て。 高すぎでしょ、エネオスさん。 3ナンバーならまだしも、10万km以下の軽ですよ。 安くならないか交…

世界最小のアロエとハオルチア

こちらは世界最小のアロエと言われている、ディスコイングシーです。 世界最小っていう響き、いいですね~。←小さいもの好き 直径4~5cm。 1円玉が大きく見えますね。 ディスコイングシーの名札のアロエは、園芸店で何度か見かけたことがあるのですが、見た…

ハオルチアの胴切り後の経過

10月14日に胴切りしたハオルチアの、その後の経過です。 胴切りした元株からは、約2週間後の10月31日に芽が出ているのを確認しました。 エメラルドLED リミフォリア ブラックベルディアナ 3種とも同じタイミングで芽が出てきました。 ハオルチアは、胴切りし…

白絹病のようなものが発生

夏に徒長させてしまった硬葉系ハオルチアのハイデルベルゲンシス。 伸びてはいるものの、色つやは良く、特に問題は無さそうです。 ところが、水やりをした後、水量確認のため土の中を確認してみると、何やらカビのようなものが生えているのを発見してしまい…

五色に紅葉するハオルチア

多肉植物が鮮やかに紅葉する季節になりました。 我が家でも、エケベリア、セダム、クラッスラが赤く色付き、多肉棚を賑やかにしてくれています。 紅葉の美しさに関しては、やはりベンケイソウ科の独壇場ですね。 しかし、今、紅葉している多肉植物の中で一番…

10月に葉焼けさせてしまった多肉植物

今年は残暑が厳しく、夏越しが終わったと油断したところに強烈な日差しが襲い、葉焼けの被害を続出させてしまいました。 被害は9月20日以降に発生し、10月上旬が一番酷かったです。 多肉歴は3年程度ですが、秋にこれほどの葉焼け被害を出してしまったのは始…

2つのクロラカンサ

地味な硬葉系ハオルチアの中でも特に地味な品種に、クロラカンサというものがあります。 和名は「星紫」と綺麗な名前ですが、窓も無く、模様も無く、まぁ草ですよね・・・。 紅葉させると中心部付近が赤紫色に染まるそうです。 ポコポコ増えるので、以前株分…

ハオルチアの胴切り

背が伸びて少々不格好になってしまったハオルチアを、胴切りする事にしました。 胴切りするのは、次の3品種です。 左下がエメラルドLED、上中央がブラックベルディアナ、右下がリミフォリア不明種です。 まずは、エメラルドLEDから。 背が高いので、2段階で…

緑色でも可愛い多肉植物

最近、多肉植物の人気が高まっているようで、テレビや雑誌で特集されているのを目にするようになりました。 紹介されるのは、エケベリアやセダムなどの、いわゆる可愛い系の多肉植物で、年中緑色の硬葉系ハオルチアやサボテンなんかは蚊帳の外のようです。 …

2021年の夏越し総括

朝晩は半袖では寒いくらい涼しくなり、すっかり秋めいてきました。 動き出す多肉達も増え、もう夏越しは終わったと考えても良さそうです。 今年の夏も、被害ゼロで乗り切る事ができました。 優秀な多肉達で助かります。 枯れなかったとはいえ万事順調とはい…

軟葉系ハオルチア【成長記録:2021年・夏】(終)

■■ オブツーサ・雪景色・阿寒湖・アトロフスカミュータント ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際、および南向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(12日~15日に1回程度) 追肥:無し 遮光:50%程度 軟葉系ハオルチアの成長記録です。 …

硬葉系ハオルチア【成長記録:2021年・夏】(終)

■■ ルテオローザ・竜鱗・錦帯橋・リミフォリア ■■ 2021年・夏 ~育成環境~ 場所:室内 西向きの窓際、および南向きの窓際 水やり:土が完全に乾いてから(12日~15日に1回程度) 追肥:無し 遮光:50%程度 硬葉系ハオルチアの成長記録です。 直射日光には…

実生のコバエ(キノコバエ)対策

以前、実生した幼苗がキノコバエの幼虫に喰われて困っているという話をしました。 キノコバエの幼虫は小さい上に土に潜っているので、発見が難しいです。 幼虫は幼苗の根をかじります。 同じ鉢に繰り返し卵を産むので幼虫がどんどん増えてしまい、発見が遅れ…

少しだけ特徴が見えてきた実生ハオルチア

今年の春にハオルチアの種を2種類蒔きました。 コレクタ選抜種のジュピターと、[ブラックベルディアナ × レイトニー]の交配です。 左が[ブラックベルディアナ × レイトニー]、右がジュピターです。 左の苗の方が細葉で明るい緑色をしています。 明るい色…

逆光で映える多肉植物10選

多肉植物を逆光で見る機会というのは、あまり多くありません。 小さな植物が多いので見下ろす形になる事が多いですし、棚に置くにしても、棚の後ろは大体壁です。 そもそも、逆光だど植物が見にくくなってしまうので、わざわざ逆光になる位置に鉢を置く意味…

楽な梅雨だと油断してやらかす

今年の関東地方の梅雨は、かなり過ごしやすいです。 高温多湿で多肉植物にとって厳しい季節には違いありませんが、過去3年に比べたらかなりマシです。 6月から地獄のような暑さが続いた2018年。 記録的日照不足で、1ヶ月間ほとんど太陽が拝めなかった2019年…

大きなハオルチアと小さなハオルチア

我が家には、あまり大きな多肉植物はありません。 小さな多肉植物が好きな事もありますが、単純に置ける場所が無いのです。 アロエやアガベはカッコイイと思いますし、大型ダドレアも綺麗だと思うのですが、他の方のブログを眺めたり、園芸店で鑑賞するに止…

交配ハオルチアの発芽率

春に結実した交配ハオルチア[ブラックベルディアナ × レイトニー]が続々と発芽しています。 発芽していない種子は残り2つだけとなり、発芽率は97%になりました。 100%を目指すべく、残り2粒にもがんばってもらいたいです。 このハオルチアの種子は、採取…

春の種蒔きシーズン終盤

そろそろ春の種蒔きシーズンも終盤です。 交配で実った種子と、買い求めた種子を何種類か蒔いてみました。 ハオルチア[ブラックベルディアナ × レイトニー] 交配させたハオルチアが無事に実り、全部で60粒程の種子が収穫できました。 寝かせる事はせずに、…

春蒔き多肉の成長

早春に蒔いた多肉の小苗が大きくなってきました。 普通の植物に比べると成長は遅いものの、今まで激遅のパピラケアとサボテンしか実生した事がなかったので、成長がとても早く感じます。 クラッスラ・アウセンシス・チタノプシス 3月中旬 極小双葉が出てきて…

ハオルチアの種子を収穫

今年、初めてハオルチアの交配に挑戦してみました。 [ブラックベルディアナ × レイトニー]が、めでたく4つ結実し、種子を収穫できる日を楽しみにしていました。 大きくなった種サヤは鮮やかな緑色をしていて、熟すまでにはまだしばらく時間がかかりそうで…