石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ミクロスタキウムの葉挿し:結果

昨年、種を蒔いて育てたセダムのミクロスタキウム。 セダムなので葉挿しできるかもと思い、試しに挿してみました。 葉挿ししてから2ヶ月が経ち、結果がどうなったかというと・・・ 萎れてしまいました。 合計4枚の葉挿しを試してみましたが、全て同様の結果…

ベランダ環境改善の効果と実生苗の様子

先週末、全国的に6月とは思えない暑さになりました。 私の住んでいる地域は、アメダスによると最高気温36.7℃まで上がったようです。 去年までは、こんな日のベランダは50℃に迫っていたのですが・・・ 35℃! 多肉達が十分に耐えられる温度です。 別に涼しいわ…

ピレアグロボーサ3年目

ピレアグロボーサを育て始めてから丸2年が経ち、3年目に入りました。 2年間育ててみた印象は、軟弱で気難しい植物だという事です。 蒸れに弱く、寒さに弱く、ムシが付きやすいです。 甘やかすとすぐに徒長し、厳しくすると葉をポロポロ落とします。 上手く育…

地獄のようなベランダの環境改善

DIY

週刊天気予報に35℃以上の日がちらほら見られるようになりました。 地獄の3ヶ月の始まりです。 昨年までは、多肉植物を全て室内に退避させて夏越しさせていましたが、今年はいくつかの多肉・サボテンはベランダで夏越しさせようと思っています。 そう、置く場…

小さすぎる双葉

この春も多肉植物の種子を色々と蒔いてみました。 私が初めて実生した多肉植物はアボニア属パピラケアで、発芽した双葉を見て、こんなに小さいのかと驚いたものです。 昨年はクラッスラのアウセンシス・チタノプシスが砂粒のような双葉を出し、これが最小ク…

亀甲竜の実生⑫:葉を落としたり落とさなかったり

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月 亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月 亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え 亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果 亀甲竜の実…

実生の天敵・コバエの特徴と対策

サボテンや多肉植物を種から育てていると、発芽したばかりの小さな苗が枯れてしまう事があります。 原因の1つがコバエの幼虫による食害です。 我が家では、今まで実生苗が枯れてしまった原因の実に7割がキノコバエというコバエによるものでした。 原因が判明…

没落した美尼王妃晃

少し前の話になりますが、4月に見切り品のエケベリアを買いました。 美尼王妃晃。 仰々しい名前ですが100円です。 王冠ラベルも相まって、没落感がすごいです。 小型のエケベリアは持っていなかったので、お招きする事にしました。 葉が傷だらけでボロボロで…

斑入りグリーンネックレス・4年目に突入

斑入りグリーンネックレスを育て始めてから3年の月日が過ぎ、4年目に突入しました。 思えば、右も左も分からない園芸初心者が気難しい斑入りグリネに手を出して、よく枯れなかったなぁと思います。 最近ブログに載せていなかったので、今のグリーンネックレ…

ふさふさ柱サボテンを第四種郵便で送りたい

こちら、ふさふさの柱サボテン、白閃です。 優吹雪柱とも言います。 白い植物好きには響くサボテンで、1年ほど前に購入したのですが、置き場所の問題から里子に出す事にしました。 無事に里親も決まり、郵送する事と相成りました。 送料を抑えるため、抜き苗…

ついにアガベに手を出す

昨年の秋の終わりごろに、笹の雪というアガベを園芸店で目にしました。 白いラインの入った小さなアガベで、一目で気に入りました。 小型のアガベとの事で、狭いベランダでも育てられそうだったのでレジに持っていこうとしましたが、念のためどのくらいまで…

サボテン【成長記録:2022年・春】

■■ 仏頭姫春星・白菱・日の出丸・ペルヴィアナス ■■ 2022年・春 ~育成環境~ 場所:室外 南向きのベランダ 水やり:土が完全に乾いてから(10日に1回程度) 追肥:4月に薄い液肥を1回 遮光:無し マミラリア属の仏頭姫春星、白菱、 フェロカクタス属の日の…

ノベリー【成長記録:2022年・春】

■■ ノベリー ■■ 2022年・春 ~育成環境~ 場所:室外 南向きのベランダ 水やり:土が完全に乾いてから(10日~15日に1回程度) 追肥:薄い液肥を5月に1回 遮光:無し ユーフォルビア属のノベリーの成長記録です。 日当たりの良いベランダで、遮光無しで育て…

女峰山のコウシンソウ

日光の女峰山に登ってきました。 目的は探鳥と、コウシンソウという食虫植物です。 コウシンソウは世界中で栃木県のごく一部でしか見られない日本固有の食虫植物です。 なぜ地元民でもないのにそんな貴重な花の咲いている場所を知っているのかというと、大昔…

憎めない蛾と再びシワの寄ったコノフィツム

日に日に気温が高くなり、植木に寄ってくる虫も増えてきました。 害のある虫は困りものですが、基本的には虫好きなので、悪さをしなければお客として放置しております。 今朝はベランダに出ると、こんな虫が留まっていました。 クモの巣に絡んだ葉くずのよう…

採り蒔き種の発芽とクラッスラの交配

この春に採り蒔きした種子たちが、無事発芽してくれました。 100粒蒔いたブルビネ・メセンブリアントイデスです。 2週間で、半分くらい発芽しています。 昨年の発芽の記録を見返してみると、2週間目で25%、3週間目で100%でしたので、順調な経過と言って良…

高級多肉も穴無し鉢で育ててます

多肉売り場で4桁の値札を見るとビビってしまう甲斐性なしの私の部屋にも、高級多肉と言える多肉植物がぼちぼち増えてきました。 掘り出し物を見つけたり、小さな苗や、拗れた苗を安く買っているだけなんですけどね。 我が家の敷居を跨いだからには、高級多肉…

クラッスラの種子の採り方

クラッスラのアウセンシス・チタノプシスの種子が採れました。 大きさは0.5mm以下。 小さいを通り越して粉です、粉。 この1つ1つが立派な多肉になるのですから、不思議なものです。 親株はこちらです。 チタノプシスのような姿をした小さなクラッスラです…

頼れるハンター・デーニッツ先生

今朝、窓を開けると、網戸の内側に小さなムシがいるのに気付きました。 害虫ならば即刻退治するところですが、よく見てみると虫ではなく、小さなクモでした。 デーニッツハエトリグモのお子様のようです。 デーニッツハエトリグモは、実生の天敵・キノコバエ…

ポリフィラの変な花

モナンテス・ポリフィラの花が開花しました。 噂通りの変な花です。 SFチックといいますか、地球外生命体の匂いがします。 花の周りに浮いている粒々がとても気になります。特に左の花。 こういう時はマクロ撮影ですね。 第一形態。 蕾です。 フワフワした球…

久しぶりに衝撃を受けた多肉植物

姿形が多種多様な多肉植物。 常識外れな姿をした物もあり、初めて見ると衝撃を受ける植物も多いです。 私が多肉植物というものを知って、初めに衝撃を受けたのが銀月です。 世の中にはシルバーリーフと言われる白い葉の植物がある事は知っていましたが、ここ…

春の採り蒔き

今年も何種類かの多肉植物から種が採れました。 今は種を蒔くには最適な時期なので、さっそく蒔いてみました。 パピラケア 毎年恒例になっているパピラケアです。 今年採れた種子もあるのですが、昨年採れたものがたくさん残っていたので、そちらを蒔きまし…

勝手に整ってくれるハオルチア

我が家では古参のハオルチア・ルテオローザです。 ブログを遡って確認してみると、この鉢に植え付けたのは2年半も昔の事でした。 その後、1度も植え替えをしていません。 にもかかわらず、荒れた感じはありません。 株は大きくなり、子吹きもしていますが、…

欲しかった玉蛋白に出会えた

1年ほど前に、旅先のホームセンターで玉蛋白というセダムを見かけました。 細かい毛の密生した小さなセダムで、好みだったのでぜひ連れ帰りたいと思いました。 しかし、その時は2日間ほど山を徘徊する予定だったので買う訳にもいかず、後ろ髪を引かれる思い…

綺麗になった見切り品多肉

春を迎えて、見切り品で買った多肉達が綺麗になってきました。 ヒリー 2月に100円で買ってきたコノフィツム・ヒリーです。 購入時はしわっしわでした。 回復が遅く、心配しておりましたが、ようやくシワが無くなりました。 夏前に復活してくれて、一安心です…

春は花と鳥の季節

黄色い花を咲かせているのはメセンブリアントイデスです。 たくさんの蕾をつけ、下から順に咲いていきます。 咲く時は全株一斉に咲くので、ベランダが賑やかになります。 咲かない日は、示し合わせたかのように1つも咲きません。 以前、風媒花ではないかと書…

プセウドリトスと兜丸が発芽

少数精鋭・春実生のプセウドリトスと兜丸が無事に発芽しました。 左側が兜丸、右側がプセウドリトス・ミギウルティヌスです。 プセウドリトスは発芽率90%(9/10)、1つ全斑で脱落しました。 兜丸は発芽率80%(16/20)、1つ全斑っぽい(右下)ですが、今の…

熊童子の葉挿し失敗

熊童子の葉挿しが失敗に終わりました。 お見苦しい写真ですみません。 根はしっかり出ていたので、そのうち芽が出るだろうと思っていましたが、親葉が腐ってきてしまいました。 カビて周りの鉢に悪影響が出かねないので、ここで終了です。 ガッツリ根が張っ…

巧妙に隠れるガガンボ

こちらは我が家のベランダ多肉棚最上段の様子です。 花芽を伸ばしているのは、ブルビネ・メセンブリアントイデス。 残念ながら、今日は花が咲いていませんでした。 メセンブリアントイデスは1日花で、たくさん蕾を付けて次々と花を咲かせていきます。 不思議…

今年もパピラケアの花が咲きました

今年もパピラケアの花が咲きました。 鉢の置き場所が不安定なのは、この時間、室内で明るい場所がここしか無かったからです。 ひどい花粉症なので、なるべくベランダに出たくないのです・・・。 ニョロニョロの先端が開くように花が咲きます。 何度見ても面…