石と多肉植物

多肉植物の育成・実生、天然石とのアレンジを紹介しています。

【多肉植物・他】

2023年夏の多肉被害まとめ

今年の夏は異常な暑さで、多肉植物にたくさんの被害を出してしまいました。 我が家は関東平野部にあり、最寄りのアメダスによれば、最高気温は7月26日の39.1℃。 37℃以上を計測した日が14日もありました。 月の約半分が37℃以上とか、どうかしてます。 完全に…

酷暑を乗り切った小さな実生苗

ここしばらく最高気温34℃以上が続いていた関東平野部。 今日は30.4℃と幾分マシでしたが、相変わらずの真夏日。 9月も20日を過ぎたのに、ウロコ雲も見てないし、ヒグラシの声も聞いていません。 明日からは30℃を下回る予報なので、明日から秋と思っていいんで…

夏の多肉被害拡大

軽い熱中症のような症状で4日ほど寝込んでしまいました。 その間、ベランダの多肉の様子を見る事ができず、放置する事になってしまいました。 例年なら4日くらい放置してもまったく問題無いのですが、今年は35℃以上が長く続いている事もあってか、いくつかの…

多肉は秋の気配

暑い日が続き、いつになったら秋になるんだとゲンナリな毎日ですが、多肉は秋の気配を感じているようで、休眠から覚めて動き出すものが出てきました。 コノフィツムのヒリーです。 夏の間は室内の暗い場所に置いて、2週間に1度、根が乾かない程度にチョロっ…

不織布程度の遮光では今年の日差しは防げなかった

今年はエケベリアを中心とした暑さに強い多肉達をベランダの多肉棚最上段に置いて、不織布で遮光して夏越しさせておりました。 しかし、見通しが甘かったようで、不織布程度では今年の日差しを防ぐ事ができませんでした。 次々と焦げる多肉が出てきたので、…

ついに被害がでてしまいました

今年の夏は過酷すぎて多肉被害無しで乗り切るのは無理だろうと思っておりましたが、懸念通り、ついに被害が出てしまいました。 実生のちびラウイです。 一番過酷な多肉棚の一番上に置いていたのがいけませんでした。 遮光しているとはいえ、チビ苗に耐えられ…

水やりするなら今日しかない

灼熱の関東地方、明日から暑さが多少マシになるとの事だったので、帰宅後に急いで水やりをしました。 日が落ちてからの写真なので、かなり暗いです。 18日に38.8℃を記録してどうなる事かと思いましたが、多肉被害は無し。 ただ、実は瀕死で水やり後に腐るパ…

暑すぎてこれからが心配な多肉植物

いよいよ夏本番、私の住んでいる地域のアメダスによると、今日の最高気温は37.6℃でした。 暑すぎます。 西日の当たる部屋では40℃を軽く超えてしまうので、エアコンが無いと大げさでなく死にます。 エアコンはもはや医療機器なので、健康保険適用で良い気がし…

亀甲竜の実生⑯:3.5号鉢に植え替え

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月 亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月 亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え 亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果 亀甲竜の実…

室内栽培の方が調子が良い多肉植物

多肉植物は、基本的には外で育てた方が元気に育ちます。 室内と外では明るさが全然違いますからね。 ただ、何事にも例外はあるもので、室内で育てた方が調子の良くなる多肉もいます。 ペペロミア属ニパドラです。 ダイソー出身。 透明の樹脂で満たされたよう…

2023年・初夏の開花

アンカンプセロスの桜吹雪の花が咲いていました。 1日花で開花時間も短いので、見られてラッキーでした。 先週採れた種を採り蒔きした鉢の様子です。 たった2日で一斉に発芽しました。 丈夫そうなガッシリした芽です。 勝手に自家受粉して種子を作り、2日で…

勝手に種を作ってくれる多肉植物

多肉植物の中には、手をかけなくても勝手に結実して種を作るものがあります。 そのひとつ、玉ねぎのような球根を作るシゾバシス・イントリカータです。 糸のような葉(茎?)の先にカスミソウのような花を付ける変わった植物です。 ろくに植え替えもせず大渋…

2023年・春実生

今年の春の実生は、新しい種子は仕入れず、自宅で採れた種子を少しばかり蒔いてみました。 私が実生を始めるきっかけとなった植物、パピラケアです。 青い丸に囲まれた場所に2年前(2021年・春)に採れた種子を実験的に蒔いてみました。 結果、発芽率が25%…

斑入り株を母系にした交配

多肉の斑の大半は、遺伝子による形質遺伝ではなく、葉緑素の異常と言われています。 葉緑素は母系遺伝で引き継がれるので、母親を斑入り株にすると斑入りの子供ができる可能性があるそうです。 そこで、今年は斑入り株を母親にした交配をしてみました。 斑入…

老師ご来訪

今日の朝はどんよりとした曇り空でした。 こんな日は多肉の写真を撮っても綺麗に写らないので、写真は撮らずにメセンブリアントイデスの種回収だけするつもりでベランダに出ました。 ・・・メセブリの上になんかいますね。 おお、誰かと思えば老師ではないで…

先祖返り戻り

こちら、レノフィルム・グッタツムの赤斑と呼ばれるものです。 本来のグッタツムは赤い斑点状の模様の出る品種ですが、斑点模様が荒ぶってマーブル状になった変種です。 レノフィルム・グッタツムは葉挿しが容易にできるので、植え替えの際に取れた葉っぱを…

ふわふわピンクフリル

ふわふわピンクフリルのファンシーな多肉、アンボイニクスです。 触るとミントの香りがするのも特徴です。 女性に受けそうな特徴が満載なのに、売られているのをあまり見かけません。 不人気の理由はデカくなりすぎるからだと思います。 デカくなるととたん…

ようやく復調した多肉たち

こちらは3ヶ月前に見切り品をレスキューしてきた福兎耳です。 植え替えて手厚く看護したものの、なかなか回復せずに心配していましたが、ようやく復調の気配が見られました。 ベンケイソウ科の植物は、レスキュー後1週間足らずで復調の兆しが見える事が多い…

ぺったんこなメセブリ

今年はメセンブリアントイデスがぺったんこになっています。 室内で大きく育てた後に強光に当てた結果、こんな姿になりました。 まるで水をいれたビニール袋のようです。 岩の隙間で育てたら、水溜まりのように見えて面白いかもしれません。 来年は黒曜石か…

ハナアブの花めぐり

今日はあいにくの雨模様。 幸い、ベランダには屋根があるので、濡れることなく多肉のお世話ができます。 ベランダに出てみると、1匹のハナアブが雨宿りも兼ねてか、多肉棚の周りを飛び回っていました。 普通に見られるホソヒラタアブですね。 お目当てはメセ…

今年もコハナバチが来てくれました

今年も満開のメセンブリアントイデス。 一つ一つ受粉させるのは結構面倒な作業になるのですが、今年も頼れるお手伝いさんが来てくれました。 体長1cm程のコハナバチです。 れっきとした蜂なので、針を持っていて刺す事もあるそうですが、基本的にはおとなし…

ピーチパーフェクトはグランドカバーには向かない

セダムの乙女心を植えている鉢です。 今日の話題は、この鉢の主役の乙女心ではなく、足元を固める脇役のオロスタキス属ピーチパーフェクトについてです。 ピーチパーフェクトは、フリマアプリで多肉を買った際に、1株だけオマケで貰ったものです。 どんどん…

ハオルチア好きに響きそうな観葉植物

近所のダイソーさんで変わった植物を見かけました。 札は「ミニ多肉植物」となっていますが、多肉感は無く、どちらかというと観葉植物っぽいです。 遠目には薄い葉が折れ曲がって、間に水が溜まっているように見えました。 しかし、近くでよく見てみると、葉…

亀甲竜の実生⑮:イモが大きくなる季節

カッコイイ芋、亀甲竜の実生の経過です。 ↓以前の記事はこちら 亀甲竜の実生①:種まき・発芽 亀甲竜の実生②:発芽率 亀甲竜の実生③:発芽から2ヶ月 亀甲竜の実生④:発芽から3ヶ月 亀甲竜の実生⑤:1回目の植え替え 亀甲竜の実生⑥:植え替えの効果 亀甲竜の実…

レノフィルム・グッタツムの葉挿し

このどうかしている色彩の植物は、レノフィルム・グッタツムの赤斑株です。 お値段もそこそこしますし、いかにも難物っぽい見た目をしておりますが、育ててみた感じでは丈夫で育てやすい多肉植物だと思います。 一時期ハダニが付いてしまった事があったので…

実生苗の植え広げ

昨年の秋に多肉のお手入れをサボった事もあって、植え広げ、植え替え、株分け、胴切りと、やらなければならない事が多く、この春は大忙しです。 まずは緊急性の高い実生苗の植え広げから。 昨年春蒔きのラウイです。 渋滞中で、早急に植え替えの必要アリです…

メセンブリアントイデスの開花とメセブリ錦

メセンブリアントイデスが開花しました。 相変わらずの一斉開花です。 基本的には晴れた日に咲くことが多いですが、晴れていれば必ず咲くわけではなく、曇りの日に咲く事もあります。 暖かければ咲くというわけでもありません。 どうやって他の株と同期をと…

瀕死から持ち直した多肉

昨年の夏に調子を落とし、生存が危ぶまれた多肉が持ち直してくれました。 昨年9月のモナンテス・ポリフィラです。 春に開花した後に枯れ始め、慌ててカットして挿してみたものの復調せず、さらに葉焼けまでさせてしまい瀕死となっておりました。 現在の様子…

紅葉せずとも綺麗な個性派多肉

今朝はツバメの囀りで目が覚めました。 花粉も増えてきて、いよいよ春らしくなってまいりました。 しかし、昨夜の最低気温は-3℃とまだまだ気が抜けず、未だに一部の多肉は夜間室内避難をさせております。 寒さは今週末にもう一山ありそうなので、週が変わっ…

久しぶりの見切り品多肉

久しぶりに見切り品の多肉を買いに行きました。 ここ半年ほど、場所の問題から購入を控えていたので、久しぶりの見切り品多肉です。 見切り品は夏の終わりと厳冬期によく見かけます。 夏の終わりは多肉が傷みやすく、厳冬期は単純に売れ行きが悪いからだと思…